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サッカー フットサル コラム 2020年11月30日

育ってきた新世代の日本のGK。ACLでも2人の若手GKが活躍中

後藤健生コラム by 後藤 健生
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また、2022年のワールドカップ用に建設されたカタールの新しいスタジアムは素晴らしい施設のようだが、残念ながらピッチ・コンディションは悪そうで芝生がはげるような場面も散見された。

2年後までにうまく改修できるといいのだが、ちょっと心配だ。

もっとも、日本でも2002年の日韓ワールドカップを前に建設されたスタジアムは、完成当時はどこもまだ芝生がしっかり根付いていなかった。そのため、大会前年に埼玉スタジアム2002で開催されたイタリアとの親善試合などでは芝生が柔らかすぎて、イタリア代表から酷評を受けたこともあったが、2002年大会の頃には万全に仕上がった。おそらくカタールのスタジアムも2年後には良い状態で大会開幕を迎えることができるのだろう。

さて、日本のクラブが苦戦を強いられたという話題に戻ろう。

苦戦の原因の一つに6試合で3回もPKを献上してしまったことがある。審判の判定基準の問題については先ほども触れたが、PKの場面の判定は疑義のないものだった。FC東京は第3節の上海申花戦と対戦。中村帆高が相手に裏を取られて手を使って止めてPKを与えてしまった。あの角度なら、無理に止めなくても得点になる可能性は高くなかっただろうから、もう少し冷静にプレーしていれば勝点を拾えていたはずだ。

最近のJリーグでも川崎フロンターレの谷口彰悟が大分戦で手を出して止めて退場になった場面があったが、すぐに手を出すのは日本のDFの悪い癖と言わざるを得ない。

横浜F・マリノスはカタールの初戦となる第3節で上海上港と対戦し、終了間際の90分に天野純がゴールを決めて1対0で勝利したが、この試合でもPKを取られた。

だが、オスカルが蹴ったPKをGKのオビ・パウエル・オビンナが見事にストップしたことによって横浜FMに勝利が転がり込んだのだ。

オビ・パウエル・オビンナは1997年12月生まれの22歳。今年入団した横浜FMから栃木SCにレンタルに出されていたが、ACL再開を前にレンタルバックの形で横浜F・マリノスに加わって早速ACLという舞台に立って、いきなりオスカルのPKを止めるという大仕事をやってのけた。「合格点」どころか、勝利の立役者となってしまったのだ。

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