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サッカー フットサル コラム 2020年9月18日

大分戦で見えた収穫と課題とは……。若手選手を多数起用したFC東京・長谷川監督

後藤健生コラム by 後藤 健生
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FC東京の若手選手たちは攻撃では躍動した。たとえば、MFの品田は61分の1点目では起点となるくさびのパスを通し、試合終了直前90分には混戦の中から自らヘディングシュートを決めた。

若い選手たちには、ある意味では収穫があったが、攻守のバランスの取り方という意味では課題が突き付けられた。今後とも、過密スケジュールは続くので、若い選手たちには出場機会はいくらでも回ってくる。成長するためにはきわめて重要なシーズン後半ということになるだろう。

僕は、別にFC東京の試合をずっと追いかけて取材している立場ではない。

だが、大分戦に出場していた若い選手たちの多くはユース時代からよく見ていた選手たちだった。というのは、あの久保建英(ビジャレアル)がFC東京に加わってU−18(プリンスリーグなど)やU−23(J3リーグ)で戦っている頃、久保とともにプレーしていたのが大分戦で戦っていた若い選手たちだったからだ。

FC東京の長い育成の歴史の中でも“黄金時代”と言ってもいい時代だった。そして、そこで活躍した選手たちがトップにも加わって活躍の機会を得ているのだ。素晴らしいことと言っていい。

現在のFC東京U−18にも年代別代表に選ばれている選手も含めて原石が転がっていることだろう。変則的な編成ではあるがU−18のプレミアリーグも始まったので、トップチームの試合と同様こちらも楽しみにしているのだが、Jリーグの日程が過密なので、なかなかプレミアリーグを観戦に行く機会がないのが残念だ。

文:後藤健生

後藤 健生

後藤 健生

1952年東京生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程修了(国際政治)。64年の東京五輪以来、サッカー観戦を続け、「テレビでCLを見るよりも、大学リーグ生観戦」をモットーに観戦試合数は3700を超えた(もちろん、CL生観戦が第一希望だが!)。74年西ドイツ大会以来、ワールドカップはすべて現地観戦。2007年より関西大学客員教授

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