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サッカー フットサル コラム 2020年6月1日

指導者ライセンス取得を目指す長谷部誠。日本人指導者が欧州活躍できる道を切り拓いてほしい

後藤健生コラム by 後藤 健生
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言語的な問題もあるだろうが、最大の障壁は日本人に対する信用度だろう。ヨーロッパ人には「自分たちがサッカーの本場である」という自負がある(実際、世界のサッカーをリードするのはヨーロッパだ)。そこに、アジア人である日本人が乗り込んでいって指導をするためには、彼らに「こいつは信頼できる」と信じ込ませなければならないのだ。

ヨーロッパ人に日本人指導者のことを信用させるためには、日本代表が(できれば日本人監督の下で)ワールドカップで優勝して見せるという方法もある。そして、もう一つがヨーロッパで長く活躍した人物が監督になることだ。

その点では、10年以上に渡ってドイツ・ブンデスリーガで活躍し、名門フランクフルトで守備の要として高い評価を受けている長谷部誠はまさにうってつけだ。

今回の契約延長の内容を見ても、クラブ側からの信頼度が高いことは一目瞭然。語学的な障壁もなく、“長谷部監督”なら普通のヨーロッパ人と同じように受け入れてもらえるはずだ。そして、“長谷部監督”が成功すれば、日本人指導者一般に対する信用も増すことだろう。

つい20〜30年前のことを考えれば、ポルトガルのトップクラスのクラブでイングランド人が監督を務めることは当たり前だったが、ポルトガル人指導者がイングランドのビッグクラブの監督になることなど夢のまた夢だった。フォークランド紛争があった1970年代に、アルゼンチン人指導者がイングランドで受け入れられることなど誰が想像しえただろうか。

長谷部誠には、ぜひヨーロッパのクラブで監督として成功してほしいものだ。

文:後藤健生

後藤 健生

後藤 健生

1952年東京生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程修了(国際政治)。64年の東京五輪以来、サッカー観戦を続け、「テレビでCLを見るよりも、大学リーグ生観戦」をモットーに観戦試合数は3700を超えた(もちろん、CL生観戦が第一希望だが!)。74年西ドイツ大会以来、ワールドカップはすべて現地観戦。2007年より関西大学客員教授

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