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サッカー フットサル コラム 2020年4月1日

ノイアーがJリーグにやって来たら最高じゃないか!

粕谷秀樹のOWN GOAL,FINE GOAL by 粕谷 秀樹
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いま、チェルシーがGKを探している。フランク・ランパード監督は、ミスが多すぎるケパ・アリサバラガの放出を決めたとの情報も飛び交いはじめた。なるほど、チェルシーのような強豪であればノイアーのプライドも満たされるだろう。

しかしランパード監督は、セサル・アスピリクエタとエンゴロ・カンテを除く中堅、ベテランを一掃しようとしている。したがって34歳のノイアーではなく、21歳のジャンルイジ・ドンナルンマ(ACミラン)こそが新GKの第一ターゲットだろう。ノイアーの経験値は大きなプラスになるが、新旧交代を図るチェルシーにはマッチしない。

さて、ノイアーはどのように動くべきだろうか。ドンナルンマが移籍するのなら、ミランのGKが空く。ただ、イタリアの名門は暗中模索の時代が続いており、新天地としてふさわしくない。その他のビッグネームもGKはほぼ埋まっている。

とはいえ、まだ34歳。もうひと花、咲き乱れても不思議ではない年齢だ。

Jリーグは考えられないだろうか。アンドレ・イニエスタ(ヴィッセル神戸)の加入により、世界の見る目も変わった。ダビド・シルバも、マンチェスター・シティ退団後のプランとしてJリーグを検討しているという。ノイアーとイニエスタ、あるいはシルバの一対一が、駆け引きが日本で楽しめるなんて、最高のシチュエーションだ。

「バカをぬかすな」とのお叱りもあるだろう。たしかに仮説に基づく内容だ。しかし、可能性がないわけではない。ノイアーが日本にやって来る!? 想像するだけでワクワクしてこないか!

文:粕谷秀樹

粕谷 秀樹

ワールドサッカーダイジェスト初代編集長。 ヨーロッパ、特にイングランド・フットボールに精通し、WWEもこよなく愛するスポーツジャーナリスト。

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