人気ランキング
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
コラム&ブログ一覧
それに対して、マラドーナとメッシはまさに自分と同時代の選手で、ユース代表の時代からワールドカップの晴れ舞台まで、何度も何度も生で観戦している。
とくに、マラドーナは1960年生まれというから、僕より8歳下ということになる。
マラドーナのことを初めて知ったのは、1978年のアルゼンチン・ワールドカップを観戦に行った時に、現地の人たちから「最後まで代表候補に入っていた17歳の天才少年がいる」と聞いた時のことだった。そして、なんとその翌年に日本で開かれたワールドユース・トーナメント(現・U−20ワールドカップ)ではマラドーナがU−20アルゼンチン代表のメンバーとして来日し、圧巻のプレーを見せてくれた。
以後、1982年のスペイン大会から1994年のアメリカ大会まで、ワールドカップではいつもマラドーナのアルゼンチンを中心に観戦してきたし、地元のブエノスアイレスでも何度かマラドーナの試合を見てきた。
まさに、同時代を生きていたわけで、僕にとって最も思い入れの強い選手だ。
ドリブルの技術などはおそらくメッシの方が上なのだろうが、ゲーム全体の流れを見通して、敵味方のすべてをコントロールする戦術眼、いや「戦術眼」という言葉を超越する「洞察力」という意味ではマラドーナの方が上なのは間違いない(ディ・ステファノやペレについては、なにしろ生で観戦する機会がなかったり、少なかったりするので、評価のしようがない)。
そのマラドーナが最も輝いたのは代表レベルでは1986年のメキシコ・ワールドカップだった(あの大会では、僕はアルゼンチンの全7試合をスタジアムで観戦した)。そして、クラブレベルで彼が最も輝いたのがSSCナポリ時代だった。
それまでは、イタリアでは中堅のチームだったナポリだが、マラドーナが加入した1984/85年シーズンから7シーズンの間にセリエAで2回優勝、コッパ・イタリア優勝1回という黄金時代を迎えたのだ。そもそもイタリアのサッカー界では貧しい南部のチームが優勝することすら、珍しいことなのだった。
その原動力となったマラドーナは、ナポリでは神のような扱いを受けた。
あわせて読みたい
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
ジャンル一覧
人気ランキング(オンデマンド番組)
-
高円宮杯 JFA U-18 サッカープレミアリーグ 2024 WEST 第3節-2 名古屋グランパスU-18 vs. 静岡学園高校
4月21日 午後12:50〜
-
【先行】高円宮杯 JFA U-18 サッカープレミアリーグ 2024 WEST 第3節-1 ヴィッセル神戸U-18 vs. 東福岡高校
4月20日 午後2:50〜
-
【限定】Foot! THURSDAY Presents 土屋雅史の高円宮杯U-18プレミアリーグ 深堀りレポート!2024 #3
4月18日 午後10:30〜
-
【先行】高円宮杯 JFA U-18 サッカープレミアリーグ 2024 EAST 第2節-2 FC東京U-18 vs. 川崎フロンターレU-18
4月14日 午後1:50〜
-
【先行】高円宮杯 JFA U-18 サッカープレミアリーグ 2024 EAST 第2節-1 昌平高校 vs. 前橋育英高校
4月13日 午後1:50〜
-
【先行】高円宮杯 JFA U-18 サッカープレミアリーグ 2024 EAST 第1節-1 市立船橋高校 vs. 青森山田高校
4月6日 午後12:50〜
-
サッカーニュース Foot! THURSDAY(2024/04/18)
4月18日 午後10:00〜
-
高円宮杯 JFA U-18 サッカープレミアリーグ 2024 EAST 第1節-2 柏レイソルU-18 vs. 鹿島アントラーズユース
4月7日 午前10:50〜
J SPORTSで
サッカー フットサルを応援しよう!