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サッカー フットサル コラム 2020年2月26日

Jリーグの迅速な対応決定は評価すべきだ。政府の指示を待たずに、スポーツ界は自らの責任で決定すべきだ

後藤健生コラム by 後藤 健生
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ついに、3月15日までに予定されていたJリーグの公式戦の開催延期が決まった。

すでに開幕節では、ヴィッセル神戸のホームゲームが行われたノエビアスタジアム神戸で「応援禁止」の対応が取られ、スタジアム内に歌やチャントが流れないというじつに異様な空間が現出していた。

しかし、第1節では会場によって措置がバラバラだった。「応援禁止」はヴィッセル神戸の主催ゲームだけで他会場ではいつものように応援歌やチャントが流れていた(もっとも、他会場でもスタンドの観客の多くがマスクを着けていたので、マスクというものに馴染みのない欧米人から見たらかなり異様な光景だったろうが)。

スタジアムによって対応が異なっているのではアウェー・サポーターに“対策”を徹底することも難しいかもしれない。第1節でも、各会場での対応は共通化すべきだったのではないだろうか。

第1節では僕たち報道陣にも対応が求められた。しかし、それも試合によってまちまちだった。

たとえば、ACLでパース・グローリーとの試合があった当日の朝、主催クラブであるFC東京から報道陣向けに1通のメールが送られてきた。「記者席、記者室、インタビュールーム、ミックスゾーンなどでマスク着用のこと」という内容だった。現在も基本的にはマスクを着用していない僕も、指示に従って試合会場に行くときにはマスクを持参した(受付ではマスクを持っていない記者向けにマスクが配布されていた)。

また、Jリーグ開幕戦の湘南ベルマーレ対浦和レッズの試合会場では報道受付に消毒液が置いてあって、入口で消毒をさせられた。一方で、同じく第1節の柏レイソル対北海道コンサドーレ札幌の試合会場となった三協フロンテア柏スタジアムでは、まったく何の規制もなかった……。

やはり、Jリーグ全体としてどう対応するのか、基準は設けておくべきだったろう。

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