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サッカー フットサル コラム 2019年6月28日

体格差、狭すぎるシュートレンジ、経験値を軽視した人選…

粕谷秀樹のOWN GOAL,FINE GOAL by 粕谷 秀樹
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FIFA 女子 ワールドカップ 2019 日本代表 vs. オランダ

物事には判断基準がある──。

横綱は勝って当たり前で、その昔の日本柔道は金メダルだけが許された。なでしこジャパンも同様だ。2011年ワールドカップで優勝、4年後は準優勝。澤穂希さん、宮間あやさんといったワールドクラスが引退し、レベルが下がったものの、過去2大会の実績は申し分ない。したがって、周囲の見る目は非常に厳しい。期待の裏返しとでもいうべきか……。

「ガッカリした」「勝つ気があるのか」「東京オリンピックの予行演習?」「アスリートは熊谷紗希ただひとり。小手先のテクニックに頼る選手ばかりだ」

日本でもヨーロッパでもキツい批判にさらされている。過去2大会の活躍により、なでしこのフットボールは楽しいと、人々の記憶にインプットされているが、FIFA 女子ワールドカップ 2019の彼女たちは攻守ともに手探りだった。ガッカリされても反論の余地はない。

勝つ気はあるはずだ。しかし、闘志を全面に押し出すタイプが見当たらず、若手に重心を置きすぎた選手選考は、東京オリンピックの予行演習と捉えられても仕方がない。高倉麻子監督なりの考え方があったとしても、今大会のパフォーマンスでは説得力に欠ける。

小手先のテクニックに頼る選手ばかりという批判も的を射ている。インステップでもインサイドでも強く、正確にインパクトできていないため、ミドルシュートは枠を外す。当然、シュートレンジはペナルティエリア内に限られ、対戦相手にすれば守りやすい。

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