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サッカー フットサル コラム 2019年5月22日

明るい未来予想図を描くためにもFIFA U-20 ワールドカップは必見だ

粕谷秀樹のOWN GOAL,FINE GOAL by 粕谷 秀樹
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携帯電話は普及していない。タブレットのタの字もない。女性アイドルはキャンディーズかピンクレディで、個人的にはどちらにも興味がなかった。まったくなかった。いまから遠い昔の40年前、日本で第二回ワールドユース(現アンダー20ワールドカップ)が開催された。

当時の筆者は学生で、キャンバスよりもバイト先を重視する健全な生活を送っていた。クッソつまらない講義よりも大切なおカネ。実に現実的で妥当な選択だ。しかもそのおカネをワールドユースの観戦につぎ込んだのだから、健康的でもある。

国立競技場、三ツ沢球技場、大宮サッカー場といった首都圏だけではなく、神戸にも遠征した。「パラグアイのフリオ・セサール・ロメロって凄いらしいぞ」という情報を、専門紙でつかんだからである。たしかにロメロは凄かった。40年前の話だけに記憶は薄れてきているが、キックが非常に正確で、状況判断が優れていたことはなんとなく覚えている。しかし朧気ではなく、長い年月が過ぎても強烈なインパクトが消えない稀有なタレントが、ディエゴ・マラドーナだ。

凄いなんてもんじゃない!! ペレやヨハン・クライフ、ミシェル・プラティニを初めて見たときよりもショックは大きく、まるで魔法に操られているかのようだった。ボールコントロールもパスも異次元で、「これほどの男がまだ19歳なのか!?」と愕然とした。

その後のマラドーナに関しては、皆さんもご存知だろう。齢60を間近にしたいまでもハチャメチャだが、アルゼンチン代表をワールドカップ優勝に導き、ナポリにはスクデットをもたらした。フットボール史上に残るスーパースターであり、彼のパフォーマンスは後世まで語り継がれていくに違いない。

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