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サッカー フットサル コラム 2019年5月17日

強欲エージェントに重い罰則。移籍市場が読みづらくなった

粕谷秀樹のOWN GOAL,FINE GOAL by 粕谷 秀樹
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5月9日、アヤックスのエドウィン・ファンデルサールCEOは次のように語っていた。

「マタイス・デリフトはスペインかイングランドのクラブに移籍するでしょう」

スペインであればバルセロナが最有力だ。親友フレンキー・デヨングの移籍が早場と決定し、パスをつなぐスタイルも適している。ファンデルサールはかつてマンチェスター・ユナイテッドの名GKとして一世を風靡した。そのよしみで、と淡い希望を抱いても、バルセロナの魅力にはかなわない。

しかし、事態は一変する。デリフトのエージェントを務めるミーノ・ライオラが、FIFAから3か月間の活動停止という重いペナルティを科された。罪状は明らかになっていないが、強引すぎる手法でなにかと話題のライオラの動きに制限がかかったのだから、さぁ大変!! 移籍市場に多大な影響を及ぼすことになった。

ところで、活動停止とはどの程度のペナルティを指すのだろうか。顧客の移籍交渉に直接タッチできないが、コントロールは可能なのだろうか。ライオラの代理が交渉し、最終的な答をライオラが出すのであれば、ビジネスは進んでいく。ただし、スピード感に欠ける。移籍交渉のテーブルにライオラがつけるはずがない。代理と話し合っても結論が出ず、そのスペースをついて他クラブがインタセプトを試みる。交渉上手のバイエルン・ミュンヘンあたりは、ライオラの隙をうかがっているはずだ。

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