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サッカー フットサル コラム 2019年4月12日

55年ぶりのサッカー開催。秩父宮ラグビー場は素晴らしいフットボール・グラウンドだった

後藤健生コラム by 後藤 健生
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秩父宮ラグビー場は1947年に完成したもので(当初は「東京ラグビー場」と呼ばれていた)、当時のラグビー関係者がかつてこの地にあた女子学習院が戦争で焼失した跡地を見つけて管理者である明治神宮と交渉。OBを中心に寄付を集めて建設費を調達し、最後は、ラガーマンたち自身も建設作業に加わって完成させたものだという。

まさに「ラグビーの聖地」であり、終戦直後の混乱期に「空襲で焼野原になってしまった今だからこそ可能なのでは?」と考えて、ラグビー場建設を企画したその先見性は尊敬に値する。

東京・青山という都心の一等地に、本場のフットボール・グラウンドを彷彿させる素晴らしい施設があるとは、サッカー関係者としてはなんとも羨ましい限りだ。建設に至る経緯を思えば、ラグビー関係者が「サッカーなんかには貸したくない」と思う気持ちは当然のことだとは思うが、ぜひ、ラグビーがシーズンオフの間だけでいいから、サッカーにも貸していただきたいものである。

秩父宮ラグビー場のそばには2020年の東京オリンピックのメインスタジアムとなる新国立競技場の建設が進んでいる。この新しいスタジアムはオリンピック終了後に球技専用のスタジアムに転用されるというが、陸上競技場として建設されたスタジアムではスタンドからピッチが遠いので秩父宮ラグビー場のような雰囲気は絶対に作り出せないはず。しかも、巨大すぎて、また使用料も高いのではサッカーに頻繁に使うことは無理だろう。

サッカー界としても、いつかは東京都内に秩父宮ラグビー場のような専用のグラウンドを作りたいものである。

後藤 健生

後藤 健生

1952年東京生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程修了(国際政治)。64年の東京五輪以来、サッカー観戦を続け、「テレビでCLを見るよりも、大学リーグ生観戦」をモットーに観戦試合数は3700を超えた(もちろん、CL生観戦が第一希望だが!)。74年西ドイツ大会以来、ワールドカップはすべて現地観戦。2007年より関西大学客員教授

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