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サッカー フットサル コラム 2019年3月27日

バーンリーとブライトンにもバッドエンドを迎える危険が…

粕谷秀樹のOWN GOAL,FINE GOAL by 粕谷 秀樹
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バーンリーもディフェンスは堅いはずだった。ところが、今シーズンの前半はGKジョー・ハートが衰えを隠せず、情けないほどに失点を重ねていく。正GKトム・ヒートンが復帰した20節のウェストハム戦以降は5勝3分と波に乗ったものの、直近3試合は全敗・9失点。最終4試合がチェルシー、シティ、エヴァートン、アーセナルと難敵が続くため、今週末から続くレスター、ウォルヴァーハンプトン、ボーンマス、カーディフとの4試合が残留のカギを握る……いわゆる《6ポインター》だ。

そしてカーディフは辛すぎる。30節終了時点で勝点28の18位。残り8試合のなかにはチェルシー戦、シティ戦、リヴァプール戦が含まれ、最終節はオールド・トラッフォードでユナイテッド戦だ。ニール・ワーノック監督は経験こそ豊かだが、明確なゲームプランを持っていないため、この難局を乗りきる確率は非常に低い、といわざるをえない。ただ、最終盤の日程を踏まえれば、バーンリーとブライトンがバッドエンドを迎える危険も十分にある。残り二か月、勝負の時が刻一刻と近づいてきた。

粕谷 秀樹

ワールドサッカーダイジェスト初代編集長。 ヨーロッパ、特にイングランド・フットボールに精通し、WWEもこよなく愛するスポーツジャーナリスト。

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