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スキー コラム 2022年3月25日

2022モーグルFIS ワールドカップ プレイバック【女子編】川村、ラフォン、アンソニーの3強がW杯をエキサイティングにした

ブラボー!!モーグル by STEEP
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優勝3回の川村。来季は総合優勝、そして世界選手権Vが目標となるか

そして今季、MO開幕戦で優勝したオリビア・ジアッシオ(USA)がコーク1080を軽々とこなすようになる。彼女がMO総合4位となった意味は大きい。この新しい波に、たとえば、川村や、高いエア能力を誇る柳本理乃が乗るような展開もあり得るだろう。

星野引退、住吉は進退を検討中?世代交代が進む日本女子チーム

最後に日本チームについて触れておきたい。まず、五輪メダル、総合優勝はならなかったが、川村のMO優勝3回、2位2回、3位2回での総合2位という戦績にスタンディングオベーションを送りたい。すでにベテランのような貫禄すらあるが、彼女はまだ17歳。ミラノ・コルチナ五輪までの4年間でどのようにバージョンアップしていくかは、モーグルファンの大きな楽しみだろう。

日本チームの選手層に厚みを持たせているのが、決勝進出が当たり前だった住吉輝紗良、冨高日向子の存在だ。とくに住吉は3度スーパーファイナルに進みMO総合6位と昨季の9位からランクアップを果たした。

序盤戦で決勝に残れないレースが続いた状態から、逆転五輪出場を果たした星野純子の底力は頼もしかった。ただし、彼女は今季で引退を決断し、3月21日に北海道で行われた全日本選手権がラストレースとなった(MO2位)。なお、北京でのレース後のインタビューで引退を匂わせる発言をした住吉も、競技を続けるか否かを検討中の模様。

里谷多英、上村愛子の現役時代以上に厚い選手層を誇る日本女子チーム

功労者の星野の引退は寂しく、仮に住吉が22歳で去るとなればあまりに惜しい。
しかし、いまの日本女子チームは世界屈指の選手層を誇り、五輪を逃すも今季初表彰台を果たした柳本理乃はもちろん、今季W杯デビューを果たした中尾春香、ジュニア世界選手権に出場する伊藤真凜、梶原有希など成長株がズラリと揃っていることも覚えておきたい。

文:STEEP

STEEP

スキー・スノーボードの本質を追いかけるWEBメディア。90年代からフリースタイルスキーを追う編集部による、モーグルW杯の見どころを紹介。サイトでは様々な情報を更新中。https://steep.jp/

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