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スキー コラム 2022年3月15日

W杯個人総合覇者への道 │ スキージャンプ2021/2022

鳥人たちの賛歌 W杯スキージャンプ by 岩瀬 孝文
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プラニツァW杯の名物である、地元民謡曲(プラニツァ音頭)に合わせて飛び跳ねる巨大な鳥のぬいぐるみテレコムバード(鳥ぴょん)は、きっと今シーズンも我らが小林陵侑に肩入れをしてくれるはずだ。

3月後半の暖かさの中おおらかに試合を見つめて、ヒーロー陵侑に一喜一憂したい。そしてチームの帰国後には『おめでとう、長期間の欧州遠征ご苦労さま』と、こころ静かに声をかけたい。

そして、長年に渡り日本チームをリードしたソチ五輪メダリストの伊東大貴(雪印メグミルク)は今シーズン一杯で引退となる。3月19日午後にその会見がセッティングされ、有終のラストジャンプとなるのは札幌大倉山伊藤杯ファイナル。日の丸を背負って飛び続けた彼の雄姿を目に焼き付けたい。

文・岩瀬 孝文

岩瀬 孝文

ノルディックスキージャンプの取材撮影は28年以上、冬季五輪は連続5回、世界選手権は連続12回の現地入り取材。スキー月刊誌編集長を経て、2007札幌世界選手権では組織委員会でメディアフォトコーディネーターを務めた。 シーズンに数度J SPORTS FIS W杯スキージャンプに解説者として登場。『冬はスキー夏は野球』という雪国のアスリートモードにあり、甲子園の高校野球や大学野球をつぶさに現場取材にあたっている。

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