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スキー コラム 2022年2月8日

北京五輪 アルペン競技の見どころ 日本の3選手の健闘に期待

SKI GRAPHIC present’sアルペンスキーコラム by SKI GRAPHIC
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35歳でついにワールドカップ初優勝を遂げたデイヴ・ライディング。その勢いで五輪のメダル獲得を狙う

そしてもっとも予想しにくいのが男子スラローム。今季のワールドカップ6戦、すべて異なる選手が優勝しているからだ。しかもその顔ぶれも、21歳のルーカス・ブローテン(ノルウェー)から、35歳のデイヴ・ライディング(イギリス)まで年齢もさまざま。誰が勝ってもおかしくないし、誰が勝っても初優勝という、極めてオープンなレースとなる。日本のファンとしては、そんな混沌としたメダル争いに小山にもぜひ加わってほしい、というのが願いだろう。

今季の目標を五輪金メダルに絞りながらも、ワールドカップ総合で2位につけているペトラ・ヴルホヴァ。シフリンとの対決が楽しみだ

女子は、ミカエラ・シフリン(アメリカ)とペトラ・ヴルホヴァ(スロヴァキア)の対決に注目したい。昨シーズン、ワールドカップ総合優勝のタイトルを獲得したヴルホヴァは、今季の最大の目標を総合タイトルの防衛ではなく、北京五輪での金メダル獲得に設定。五輪に向けて、すべての準備を整えてきた。一方のシフリンは、ワールドカップ総合優勝の3年ぶりタイトル奪還を目指しつつ、五輪連覇(GS)と2大会ぶりの優勝返り咲き(スラローム)を狙っている。技術系種目では、ふたりの女王たちの意地をかけた激突が見られることだろう。

五輪直前に膝を負傷したソフィア・ゴッジャ。これまでも多くの重傷を乗り越えてきた彼女はどんな滑りを見せるのだろうか

この他にはGSで急上昇中のサラ・ヘクター(スウェーデン)、ダウンヒル・スーパーGで圧倒的な力を持つソフィア・ゴッジャ(イタリア)にも注目してほしい。とくにゴッジャは1月23日にコルティナ・ダンペッツォのスーパーGで膝を負傷したが、五輪での復活を目標に急ピッチで回復をはかっている。
※2月7日(月)に開催された女子GS でシフリンは1本目で途中棄権。サラ・ヘクトルが金メダルを獲得した。

2月15日に行なわれるダウンヒルで、どのようなパフォーマンスを見せるのか、とても興味深い。

文:田草川 嘉雄

SKI GRAPHIC

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