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スキー コラム 2022年2月8日

北京五輪 アルペン競技の見どころ 日本の3選手の健闘に期待

SKI GRAPHIC present’sアルペンスキーコラム by SKI GRAPHIC
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腰の回復具合が気がかりな安藤麻だが、万全ならば一桁台の順位が狙えるはず

向川にとっては、これが初の五輪出場、おそらくGSとスラロームの2種目にエントリーするだろう。今季はナショナルチームから外れ、国内強化指定選手としてのスタート。そのなかで、少ないチャンスを確実に生かし、ワールドカップのスラローム第3戦で27位となり、初のワールドカップポイントを獲得すると同時に北京行きのチケットをつかみ取った。年明け早々にコロナの陽性反応が出る不運のため、しばらくレースから遠ざかっており、この五輪が久々の実戦となる。スタート順を考えても、上位争いに加わるのは難しそうだが、人一倍強い五輪への思いのすべてをぶつけて活路を切り開いてほしい。

五輪初出場の小山陽平。世界選手権2回出場の経験を生かし、思い切り勝負してほしい

小山は2月16日のスラロームが出番となる。ワールドカップ第3戦、マドンナ・ディ・カンピリオのナイトスラロームで8位に入賞し、選考推薦基準を一発クリア。見事初の五輪出場を決めた。急斜面の難コースを果敢に攻め、2本目2位のタイムを記録した滑りは素晴らしいの一言。充分世界のトップを争うレベルに近づいているといってよいだろう。ただ、第5戦以降は勢いに乗れず、ウェンゲン、キッツビュール、シュラドミングと3レース連続で2本目に残れなかったのが気がかり。北京入りの前はいったん帰国し、コンディションを再調整して本番に臨む。心身ともにリフレッシュしてスタート台に立つことができれば、自ずと結果はついてくるだろう。

メダル争いを展望してみると、男子ではやはりマルコ・オーダーマット(スイス)が注目度ナンバー1。ダウンヒル、スーパーG、ジャイアント・スラローム、そしてアルペン・コンバインドに出場が予想されるが、順当ならば複数のメダル獲得の可能性が高い。あとはそのメダルが何色かに注目が集まるだろう。

今季絶好調のマルコ・オーダーマットには複数のメダル獲得の期待がかかる。果たして何個、何色のメダルを持ち帰るのだろうか

高速系種目では、アレクサンダー・オーモット・キルデ(ノルウェー)が中心となるはず。ベテラン、ベアト・フォイツ(スイス)、マティアス・マイヤー(オーストリア)、ドミニク・パリス(イタリア)らとのメダル争いは熾烈なものになりそうだ。
※2月7日(月)に開催された男子ダウンヒル でベアト・フォイツが金メダルを獲得。アレクサンダー・オーモット・キルデは5位に終わった。

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