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スキー コラム 2022年1月31日

日本チームの勢いが止まらない! 北京五輪の前哨戦・W杯北米ラウンドを振り返る!

ブラボー!!モーグル by STEEP
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男子はシーズン開幕当初は枠が2つしかなかったが、原がモーグル第4戦で2位に入ることで枠を増やし、さらに松田が第8戦での戦績でもう1枠を掴んだ。女子は柳本が北京へのチケットを掴みかけていたが、星野がモーグル第7戦、8戦で連続してスーパーファイナルに進むことで逆転し、2大会ぶりとなる五輪出場を決めた。ここで気になるのは、W杯総合ランキングでは柳本(7位)より下の冨高(8位)、星野(11位)がどうして、五輪に出場できるのか?…という点である。これは、柳本はW杯の順位は上でも、FISランキングとは異なる「オリンピック・クオータ・アロケーション・リスト」ランキングでは、冨高、星野より下位だったからだ。当初から、規定をクリアした選手が枠の人数(最大4名)を超えた場合は、同ランキングの上位者から選ぶということが決まっていたのだ。ちなみに、そこでの星野と柳本との点差はわずか3点。それだけ、日本の女子チーム全体のレベルが高いということなのである。4年後、今よりさらに逞しく成長した柳本の姿を、ミラノ/コルティナ・ダンペッツォ五輪で見てみたいものである。

女子の金メダルを争うのは、やはり川村、ラフォン、アンソニーという顔ぶれだろう。ただ、何が起こるかわからないのが五輪の醍醐味だ。そうした意味で、大舞台を引っ掻き回す存在になりそうなのが、オリビア・ジアッシオ、カイ・オーエンズ、テス・ジョンソン、そしてエリザベス・レムリーとアメリカの若い選手だ。特にジアッシオはコーク10をケロッと披露し毎回高いエア点を獲得している。他にもエア技術の高い若い選手が目立っている。北京五輪女子はエアがキーとなりそうな予感に満ちている。

もちろん、住吉、冨高、星野と、川村以外の日本勢にも期待したい。今季は誰も表彰台に上がっていないのが気になるが、過去の実績を踏まえると川村とのダブルメダル獲得の可能性も十分にあるだろう。

男子の焦点は、「キングズベリーと堀島はどちらが金で、どちらが銀か?」という一点に尽きる。堀島は確実に滑りの質を上げており、弱点克服に成功した様子。ただし、キングズベリーも今季は進化のあとが伺える。つまり、両者が最高の状態の頂上対決となりそうだ。どちらが勝ってもモーグルファンなら満足できるだろう。

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