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スキー コラム 2022年1月31日

日本チームの勢いが止まらない! 北京五輪の前哨戦・W杯北米ラウンドを振り返る!

ブラボー!!モーグル by STEEP
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Result
●女子
1:ペリーヌ・ラフォン(FRA)
2:ジャカラ・アンソニー(AUS)
3:川村あんり(JPN)

●男子
1:ミカエル・キングズベリー(CAN)
2:ウォルター・ウォルバーグ(SWE)
3:堀島行真(JPN)

史上初のサプライズ! 日本選手10名がファイナル1に進出

1月13日 第8戦ディアバレー大会(アメリカ)モーグル

ナイトゲームで行われることが多いディアバレーの大会だが、今回は日中の開催に。気温が高く、表面が柔らかく内部は固そうな難しいコブとなった。ここで、今の日本チームを象徴する出来事があった。川村、住吉、冨高、星野、柳本、中尾、堀島、杉本、原、松田と、出場した日本の全選手が予選を突破したのだ。これは日本のモーグル史上初めての快挙だ。

そこから女子は川村、星野がファイナル1を突破し、星野が4位で川村が3位。2大会連続の健闘で星野は北京への希望をつないだ。ラフォンは2大会連続優勝を果たし、ようやく本調子を掴んだという印象だ。

また男子は堀島と杉本がスーパーファイナルに進出。2番目に滑った杉本は、ノーミスのランで79.02点を獲得。その後に滑った選手は杉本の点を超えられず、残るはキングズベリーと堀島という時点で杉本の初表彰台が確定した。キングズベリーは第1エアのダブルフルからのつなぎもパーフェクトで83.28点。最後の堀島は第1エアで高いフルツイストを見せたが81.98点とキングズベリーに追いつけなかった。日本チームの男子2名が表彰台に上がるのは今季2度目である。なお、松田は7位に入りSAJの五輪派遣推薦基準をクリアした。

W杯ランキングトップとして五輪金メダルを狙う川村

Result
●女子
1:ペリーヌ・ラフォン(FRA)
2:川村あんり(JPN)
3:ジャカラ・アンソニー(AUS)

●男子
1:ミカエル・キングズベリー(CAN)
2:堀島行真(JPN)
3:杉本幸祐(JPN)

北京五輪前最後のW杯で男女ともに日本勢が優勝!

1月14日 第9戦ディアバレー大会(アメリカ)モーグル

北京五輪前の最後のレースとなった。各国とも五輪代表枠争いの最終ラウンドであり、いつのとは違う緊張感がただよう中、日本チームは最高の結果を残した。男女ともに日本選手が優勝したのである。

女子スーパーファイナルでのラフォンは完全に以前の彼女に戻っていた。板のさばき方、コブの吸収の仕方、そしてエアの完成度と、けなすところがどこにもなかった。しかし、得点は80.02と、その前に滑ったアンソニーの得点(80.38)に及ばず。それをスタートエリアで見ていた最終走者の川村は落ち着いて滑った。第1エアでのグラブもバッチリで得点は80.89。これで今シーズン3勝目。他の2名もノーミスで滑ったなかでの価値のある優勝だった。川村はこれでイエロービブを手にして北京に挑むことになる。

日本勢男子は堀島と杉本がスーパーファイナルに。杉本は完全に世界のトップグループに仲間入りしたといっていいだろう。しかし、第1エアのランディングで乱れ連続表彰台はならず。ファイナル1で2位のキングズベリーは文句ナシのランを見せたが82.84点。これを堀島が力強い滑りでねじ伏せた。得点は84.04で今シーズン3勝目と最高の形で五輪を迎えることになった。

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