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スキー コラム 2022年1月17日

1月はクラシックレースの季節。激化するタイトル争いと日本選手の明るいニュース | アルペンスキー FIS ワールドカップ 2021/22

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現在のマルコ・オーダーマットは手がつけられないほどの強さ。出場14レース中、表彰台に立たなかったのは4レースしかない

12月のフランス&イタリア転戦を経て、1月はワールドカップがもっとも盛り上がる時期。レースごとの勝負が盛り上がるのはもちろん、各タイトル争いの焦点も絞られてくる。さらに2月の北京五輪をにらんだ各国チームの代表権争いもあって、どのレースも目を離すことが難しいのだ。
1月14日現在、総合のトップに立っているのはマルコ・オーダーマット(スイス)。開幕戦のセルデンGSで優勝して以来、これまで13レースを戦って優勝6回と2位3回。そのうち4勝をあげているジャイアント・スラローム(GS)では、3位以下に下がったことがなく、総合得点ではポイントリーダーであることを示すレッド・ビブを今季誰にも渡していない。積み上げたワールドカップポイントは945点で、2位のアレクサンダー・オーモット・キルデ(ノルウェー)に400点近い差をつけている。そのキルデから、ヴィンセント・クリーヒマイヤー(オーストリア)までが100点差内に詰まっていることを考えれば、ほぼ独走体制に入ったといってもいいかもしれない。彼の強みは、GSを中心にスーパーG、ダウンヒルまでをカバーするオールラウンダーであること。3種目で表彰台に上る力を持っているのは、現在の男子ワールドカップでは他にいない。今後、怪我などのアクシデントがない限り、総合で彼の優位は揺るがないだろう。

昨年の怪我から力強く復帰したアレクサンダー・オーモット・キルデ。これまでに5勝をあげオーダーマットを追撃するがその差はなかなか縮まらない

しかし、種目別に見てみると、それぞれが激戦だ。ダウンヒルでは4レースが終了し、全て異なる選手が優勝。ポイントリーダーはドミニク・パリス(イタリア)だが、8人が100点以内にひしめく混戦模様だ。

またスーパーGは、3レースで優勝しているアレクサンダー・オーモット・キルデと2勝のマルコ・オーダーマットが2強だが、安定して上位に食い込んでいるマティアス・マイヤー(オーストリア)にもチャンスは残されている。昨シーズンの種目別チャンピオンのヴィンセント・クリーヒマイヤーは、4位につけているものの、コロナ感染のためウェンゲンのスーパーGに出場できなかったのが大きく響きそうだ。

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