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一方日本国内ではHBC杯において岩佐勇研(東京美装)が好調のビッグジャンプを披露、また栃本翔平(雪印メグミルク)も長距離ジャンプに強さを見せた。
若手ではコンチネンタル杯をまわる二階堂蓮(NSC札幌)に負けるものかと順調な成長を見せてきた坂野旭飛(下川商)らに注目が集まる。ふたりとも向かってくる良風に乗れば、どこまでも飛んでいく勢いにあふれる。
そして強豪の社会人チームでは日大スキー部OBで実はプロレスが大好きな金子祐介監督による東京美装チームの仕上がりがすこぶる良い。
この先に日本チームがW杯ポイントを積み上げながらW杯1枠を奪い、そこから鋭さあふれたメンバーの引き上げで、チーム力はさらに強固なものとなってくる。
そのあたり札幌W杯3試合の中止で、若手選手らに経験を積み重ねることできなったのは、少しばかり虚しさもあるが、これはしょうがないこと。
小林陵侑
であるからこそ、なかなか帰国できずにそれでも慣れ始めたとはいえ、一抹の寂しさを抱える欧州滞在中の日本チームに、心豊かに頑張れと声援を送りたい。
文・岩瀬 孝文
岩瀬 孝文
ノルディックスキージャンプの取材撮影は28年以上、冬季五輪は連続5回、世界選手権は連続12回の現地入り取材。スキー月刊誌編集長を経て、2007札幌世界選手権では組織委員会でメディアフォトコーディネーターを務めた。 シーズンに数度J SPORTS FIS W杯スキージャンプに解説者として登場。『冬はスキー夏は野球』という雪国のアスリートモードにあり、甲子園の高校野球や大学野球をつぶさに現場取材にあたっている。
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