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スキー コラム 2021年12月27日

小林陵侑W杯3勝で挑むジャンプ週間|スキージャンプ2021/2022

鳥人たちの賛歌 W杯スキージャンプ by 岩瀬 孝文
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小林陵侑以外のSNOW JAPANの面々も、それぞれ想いをもってジャンプ週間に向け鍛錬を重ねている。
このエンゲルベルクW杯で、公式トレーニングからさかんに首をかしげて、こうすれば、いや、こうやって攻めていけばと頭を悩ませていたのは佐藤幸椰(雪印メグミルク)だった。飛び出して追い風を切り裂き鋭く進むが、後半で落ちてしまう。そうならば低めにサッツを切り、スキーの先端を落とされないように滑らかに進んでいくなど試行錯誤を繰り返しながら、彼の悩みはつきなかった。

佐藤幸椰

エンゲルベルクで9位を記録、常日頃から長兄として弟の陵侑の動向を熱く見守る小林潤志郎(雪印メグミルク)。国内の試合会場で女子選手の妹・諭果(CHINTAI)に頑張れよと声をかけ、さらに才能あふれる弟の龍尚(土屋ホーム)に、そろそろ上位にきなさいよとエールを送る。

また、ナオキングこと英語が堪能な中村直幹(フライングラボラトリー)。長身を活かしたスムーズに飛んでいく技を磨き、逆風に見舞われるエンゲルベルクを成績ではなくひとつの通過点と考え、ジャンプ週間の攻略へと頭を切り替えていた。

中村直幹

ベテランというには、まだ早いと言われてしまいそうな伊東大貴(雪印メグミルク)。欧州の長期滞在で、好物のヨーグルト“牧場の朝”が食べられず、そろそろ不満がつのってきたが、そこはスイスのヨーグルトで我慢して、安定したジャンプをみせてくれた。

伊東大貴

雪が豊富な道北・下川町出身の佐藤慧一(雪印メグミルク)。アプローチの滑りがかみ合わないことなどで予選落ちしていたが、それも良い経験となっている。たまには、好物?のミルカチョコレートなどを口に含み大いに刺激を得て苦み走った顔でスタートを切りたい。加えて北大農学部出身で頭脳派の父・道謙さんが栽培する美味なトマトと、地域の名産トマトジュースをたくさん飲んで、そのレッドパワーの気迫でジャンプしたい。彼は長身180cmを有するノルウェータイプの大型ジャンパーである。海外選手では強者フォルファン(ノルウェー)をライバルと見立てジャンプ週間にKOシステムでの対戦を熱望、その勝ち抜きを目指す。

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