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スキー コラム 2021年11月24日

複合エース渡部暁斗の心意気|ノルディック複合プレビュー2021/2022

ウィンタースポーツコラム by 岩瀬 孝文
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海外勢では、ノルディック複合の伝統国ノルウェーはリーベルを筆頭にオフテブロ、グラーバグ、ビョルンスタッド、アンデルセンなど駒が豊富に揃い、その様々な仕掛けによって表彰台を占めることもできる最強のチームである。

ノルウェーを牽引するリーベル

その牙城を崩そうと奮闘を見せるドイツは、周りに迎合することなく己れの道を行くフレンツェルやリースル、ガイガー、リーゼック、ファイストらが、ときにまとまりにあふれたゲームメイクで、大勢が上位に名を連ねてくる。

立て直しに成功したオーストリアはジャンプが得意なザイドルがケガから復帰、さらに、快速ランで突っ走る新鋭ランパルタなどが主軸となり、そこに若手数名をバランスよく投入し選手育成を施している。

ようやく上位に帰ってきたフィンランドは、中心選手のヘロラを軸にして若い選手たちが切磋琢磨してさらに浮上しようと努力を重ねている。

今シーズンのW杯における見せ場は、開幕戦のクーサモ・ルカ(フィンランド)と人気レースとして定着をみせた1月後半のゼーフェルト(オーストリア)での3連戦。ここで表彰台に入ることこそが各国選手の目標となり、シーズンタイトルを大きく占っていくものとなる。ここでアキト選手が威勢よく日の丸を振りかざしてフィニッシュするシーンを観たいものだ。

文:岩瀬孝文

岩瀬 孝文

ノルディックスキージャンプの取材撮影は28年以上、冬季五輪は連続5回、世界選手権は連続12回の現地入り取材。スキー月刊誌編集長を経て、2007札幌世界選手権では組織委員会でメディアフォトコーディネーターを務めた。 シーズンに数度J SPORTS FIS W杯スキージャンプに解説者として登場。『冬はスキー夏は野球』という雪国のアスリートモードにあり、甲子園の高校野球や大学野球をつぶさに現場取材にあたっている。

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