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スキー コラム 2021年11月16日

小林陵侑めざせ2度目のW杯個人総合優勝!|スキージャンプ シーズンプレビュー2021/2022

鳥人たちの賛歌 W杯スキージャンプ by 岩瀬 孝文
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葛西紀明(土屋ホーム)

しかし、今シーズンはW杯開幕の日本チームにその姿はない。ただ、ファンや贔屓の多くの人々は感銘を受けた彼のジャンプを観ようと、入場チケットを購入し今年も大倉山に上がってくる。我らがノリさんの姿をあがめ、心の限り応援するために。

「皆さん、どうぞ見ていてくださいね、130m超えはできています。あとは2本ともに良い風がきてくれればなんです。もう、任せて下さいよ!」とにこやかな表情でそれに応える。
49歳の年齢で130m超えのジャンプでテレマークを決めてくれる。それだけで、人々は、うれしくなり、さらにまた大倉山へと行きたくなる。

シーズン直前に恒例となった北海道神宮での必勝祈願を終えた雪印メグミルクチーム。同チームのエースで今やスノージャパンTOP2のポジションを不動にした佐藤幸椰(雪印メグミルク)は、普段から礼儀正しく好感がもてる選手であるが、日ごろチームの鈴木サービスマンからスキーの話を真摯に聞き、調整や硬軟などのテストを入念に取り組んでいた。その結果W杯の勝利をはじめ、一桁入りから優勝を狙う常連となりえたのだ。

佐藤幸椰(雪印メグミルク)

また安定路線といえども一発を秘める小林潤志郎と、大型選手で伸び盛りを迎えた佐藤慧一は、W杯シーンにおいて順調に一桁入りを狙っている。

佐藤慧一(雪印メグミルク)

そしてベテランで調整力がある伊東大貴は、毎朝美味しいと評判の自社ヨーグルトを欠かさず食し、国内後半戦に合わせて調子を上げ、見事にW杯開幕代表入りを果たした。

もとから自分の世界観を有する選手でマイペースにトレーニングに当たっていた中村直幹(フライングラボラトリー)も徐々に調子を上げおり、そのメンタルコントロール能力はたいしたものである。札幌市内ではラボラトリーのファンとの交流なども実にまめにこなしている。

他にも国内選手でコンチネンタルカップを転戦する二階堂蓮(NSC札幌)、渡部陸太(東京美装)、清水礼留飛(雪印メグミルク)、藤田慎之介(東海大札幌)に期待がかかる。ぜひともコンチ杯を勝ち抜いて新たなW杯の日本選手枠を確保したい。

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