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スキー コラム 2020年12月10日

プラニツァ魅惑のビッグヒル

鳥人たちの賛歌 W杯スキージャンプ 2020-2021 by 岩瀬 孝文
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そろそろ頂点に立ちたいクバツキ(ポーランド)

さて、お祭り騒ぎがやってくる。
だが残念なことに今シーズンは無観客試合。
あの有名なプラニツァ音頭は鳴ることを知らなく、そこに一抹のさみしさが漂う。
しかも自宅療養していた各国の有力選手が幾人復帰してくるのか直前までわからず。

前年の3月から延期となっていたプラニツァ(スロベニア)のフランイング世界選手権が12月10日から始まる。
現地のランディングバーンへの雪付けも順調、縦長の赤白旗がさっそうとたなびいている。しかもロングな飛距離を出した際には、やはり聞きたいプラニツァ音頭。

この地では気温が上昇した場合、あの憎らしい横風と突風がみられる。
かつて岡部孝信選手(現・雪印メグミルクコーチ)が、これにやられてバーンにたたきつけられた。そしておよそ100mも人形のように、ばらんばらんと流され落ちピクリともせず、タンカでワーッと運ばれてしまったいわくつきの台だ。
あのときは、かっこ悪いなと思ったのか、はたまた日本からやってきていた大勢のファンのためか、腫れあがった顔をさすりながら『オレの男前の顔、へんになってないですか』と、心配してあわてて岡部選手のタンカへ駆け寄った原田雅彦選手(現・雪印メグミルク監督)に、ニヤリと応えたという逸話さえ残っている。
幸い雪が柔らかく岡部選手は打撲などの軽傷ですんだ。

日本選手は、往時、サッツで高く飛び出す原田選手はさすがの技術があり、その100m以降では危険な風があると、すぐにスキーの先端を下げて着地する絶妙なテクニックで魅せてくれた。またいまも現役で飛ぶ船木和喜選手(FITスキー)は悠然と低く飛び出し、2万人を超える大観衆の中へ吸い込まれるように、ぐいぐいと飛距離を伸ばしていった。

過去にプラニツァにおいて圧勝していた小林陵侑(土屋ホーム)は、ともすればフライングの長距離飛行からくる着地の衝撃に、いくらかの不安を抱える状況にあるようだ。なるべくケアしながら安全路線のジャンプに終始した方が好ましい、なにもここで無理する必要はないとの話も聞こえてくる。

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