人気ランキング
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
コラム&ブログ一覧
堀島は3大会連続表彰台。もはや、これは驚くべきニュースではない!?
一方、男子はどうか? ここでは、堀島行真の第2戦タイウー大会MOでの優勝、現状で総合2位という戦績を過剰に煽ることはやめておきたい。なぜなら、もはやミカエル・キングスベリー(CAN)に肉薄するいまのランクが彼の定位置だからである。堀島の優勝は珍しいことではなく、それほどニュースバリューがないのである。
これまで堀島には、“失敗、転倒による取りこぼしが稀にある”という弱点があった。総合優勝を狙うとなると、優勝を逃しても確実に表彰台に上がるキングズベリーとそこで差が開いてしまう。今季はいまのところは、開幕戦2位、第2戦優勝。第3戦3位と、連続して表彰台にあがっている。これは好材料といえる。
この“2強”以下は、ベンジャミン・キャヴェ(FRA)、マット・グラハム (AUS)、ドミトリー・レイヒャード(KAZ)、ウォルター・ウォルバーグ(SWE) らが名を連ねる。 これまでのところ、当コラムで予想した、〈キングズベリーに堀島が追随。以下、第2集団が数名続く〉という図式通りになっている。 日本勢男子は、原が不在の今季、堀島と他選手の差が大きく開いている状況だ。ただし、新鋭・松田颯が、デビュー戦となった開幕戦で決勝に進出し12位、第3戦タイウー大会DMでクォーターファイナルに残り6位と、非凡な才能を感じさせるリザルトを残した。いささか気が早いが、“北京五輪の有力代表候補”といえる選手が登場したことも認識しておきたい。
男子に関しては、もうひとつ触れておきたい話題がある。
昨季より、高いレベルでより多くの点を稼ぐための手段として、男女ともに「エアの難度を上げる」というテーマに取り組み始めた選手が目立っている。今季、女子はそれがより顕著だが、男子は予想されたほどの現象は起きていない。いまのところ、キングズベリーも堀島もまだ「コーク1440」を披露していないのだ。昨季、W杯で堀島が最初に挑み、キングズベリーが初めて成功させたこの新次元エアは、リスクが高いと判断されたのか、ここ一番に温存されているのか……? 今後の展開に注目していきたい。
さて、W杯はしばらくブランクを挟んで、W杯は2020年1月25日にカナダのトレンブランで再開。以後、最終戦までほぼノンストップのサーキットとなる。>
1 KINGSBURY Mikael (CAN) |
2 HORISHIMA Ikuma (JPN) |
3 CAVET Benjamin(FRA) |
4 GRAHAM Matt (AUS) |
5 REIKHERD Dmitriy (KAZ) |
6 WALLBERG Walter (SWE) |
7 DUMAIS Laurent (CAN) |
8 CHUNLAUD Kerrian (CAN) |
9 ELOFSSON Oskar(SWE) |
10 WALCZYK Dylan(USA) |
STEEP
スキー・スノーボードの本質を追いかけるWEBメディア。90年代からフリースタイルスキーを追う編集部による、モーグルW杯の見どころを紹介。サイトでは様々な情報を更新中。https://steep.jp/
あわせて読みたい
J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題
ジャンル一覧
人気ランキング(オンデマンド番組)
-
【先行】プリンスアイスワールド 2023-2024 A NEW PROGRESS ~BROADWAY CLASSICS~ 滋賀公演
2月23日 午後3:50〜
-
ドキュメンタリー ~The REAL~ 【アルペンスキー特集】飽くなき探求心 佐々木明の挑戦
3月31日 午後11:00〜
-
フィギュアスケーターのオアシス♪ KENJIの部屋 【吉田唄菜&森田真沙也】
3月12日 午後7:00〜
-
3月9日 午前8:55〜
-
【先行】第44回全国中学校スケート大会 フィギュアスケート競技 男子 / 女子 フリースケーティング
2月6日 午前9:20〜
-
フリーライド ワールドツアー 2024 第5戦 ハイライト ヴェルビエ(スイス)
4月20日 深夜3:30〜
-
アルペンスキー FIS ワールドカップ 2023/24 女子 ジャイアントスラローム/男子 スラローム ザールバッハ/オーストリア(03/17)
3月17日 午後4:45〜
-
【限定】第61回 全日本スキー技術選手権大会 スーパーファイナル
3月10日 午前8:50〜
J SPORTSで
スキーを応援しよう!