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考えさえもしていなかったジャンプ週間グランドスラム
──ジャンプ週間の凄さを実感してみていかがでしたか
小林:
一昨年カミル・ストッフ選手がグランドスラムを達成した時、会場は異常な盛り上がり方でした。近年こんなことは2度と起きないだろうと思っていたのですが…昨年自分が達成しちゃいました(笑)あの時と同じような会場の盛り上がり方だったので、素直に嬉しかったですね。
──W杯の1勝とジャンプ週間の1勝、勝利の重みは違いますか
小林:
自分は一緒だと思っています。ただジャンプ週間は伝統ある大会ですし、グランドスラムは史上3人目しか達成していません。盛り上がり方も他の大会とは全く違いますからね。
──ジャンパーとしてW杯の総合優勝と五輪の金メダルはどちらに重きを置いていますか。
小林:
五輪で金メダルを獲得した日本人はいるので、獲得をイメージできるのですがW杯の総合優勝となると前代未聞なので、考えもしなかったです。そもそも出来るものではないだろうと。
「自分が飛んでいて楽しい」ジャンプを見せたい
──今シーズン磨いてきたことは
小林:
技術は全体的に年々進歩していくものなので、先ずはそれに置いて行かれないようにすることです。今年の春からコーチが変わったこともあり、トレーニングは新鮮です。(今シーズンからリヒャルト・シャラート氏がコーチに就任)フィジカルト面ではジャンプのGに耐えられるように下半身強化を中心にトレーニングしています。前コーチのヤンさんは日本語が堪能だったのですが、シャラート新コーチは英語とドイツ語のみなので、ある意味プレッシャーですが(笑)語学面も強化されていますよ。
──総合王者として臨む新シーズンはどのような気持ちですか
小林:
総合連覇はかなり難しく、誰もするとは思っていないでしょうから(笑)そういった意味でプレッシャーはないです。ただチャンスはなくはないと思っています。
──開幕戦(11/23-24 ヴィスワ/ポーランド)の見どころを教えてください。
小林:
ヴィスワは凄く小さな台ですが、ジャンプ台の形状的に大変です。シーズン初めなので雪も少なく路面はカリカリのアイスバーン、落ちた瞬間にもの凄いGが掛かります。初戦にしては辛い台で、転ぶ選手もいるなど技術的に難しいところが見どころですね。ただ自分にとって苦手意識はないのでチャンスはあると思います。
──今シーズンの意気込み、目標は
小林:
先ずは目の前の1戦1戦を大事にクリアーしていくことですね。そして自分が一番大事にしていることは、「自分が飛んでいて楽しい」というジャンプをすることです。「自分が飛んでいて楽しいジャンプ」は見ている人たちも楽しんでくれるはずですから。色々な人に見てもらってジャンプが楽しい競技だと感じて欲しいですね。
今シーズン先ずは1勝して、テレビの前の皆さんを沸かせたいです!
J SPORTS 編集部
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