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今週末、オーストリアのセルデンで開幕する2019/20アルペンスキー・ワールドカップ。コース、会場の準備も整い、後はレースのスタートを待つのみ。昨日まではまだ静かだったセルデンの村も、なんとなくざわつき始め、気分は一気にレースモードとなってきた。
本日金曜日のセルデンは、朝のうち小雨、のち曇りから晴れという天気。気温は村(標高1368m)で10度前後とそれほど寒くはない。氷河にある大会コースの標高は約3000mなので、ぎりぎり氷点下になるかどうかだろう。コースのことを考えれば、夜間の冷え込みに期待したいところだ。
明日、土曜日は女子のジャイアント・スラローム(GS)、そして日曜日が男子GSがスケジュールされている。過去2年間は、男子のレースが悪天候のために中止となっているので、今年こそ無事開催されてほしいのだが、予報を見る限り、まずまずの天気になりそうなので、一安心だ。
さて、今年の開幕戦は、どんなレースになるだろうか。予想してもまともに当たったためしがないので、話半分で読んでいただければと思う。
順当に行けば、アレクシー・パントュロー(フランス)、ヘンリック・クリストファーセン(ノルウェー)、ジャン・クラニエツ(スロヴェニア)の優勝争いとなるだろう。前述したように2年連続中止となっているので、前回のセルデン男子GSは2016年にまで遡らなくてはならないが、そのレースで優勝したのはアレクシー・パントュローだ。2位マルセル・ヒルシャーに、0秒70の大差をつける圧勝。当時のパントュローはGS絶好調で、9レース連続で表彰台に立ち、そのうち6レースで優勝という充実ぶりだった。昨シーズンの彼は、GSよりもむしろスラロームでの活躍が目立ったが、それでも最終戦ではGS通算11勝目となる勝利をあげており、良いイメージで開幕に臨むはず。やはり優勝候補の筆頭にあげるのが順当だろう。
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