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秋風吹く11月、札幌のラージヒル三連戦を終え、蔵王温泉シャンツェでトレーニング合宿に入った葛西紀明(土屋ホーム)だった。そこでは夕刻からの入念な調整ジャンプを行ない最後の仕上げとした。そして14日にその葛西とともに精鋭日本ジャンプチームが欧州へ出発した。
向かうのは、昨今、W杯開幕戦が定着したWisla ビスワ(ポーランド)だ。そこでは大観衆が国旗を場内一杯に振りかざす姿が見られる。ここから北欧で心底冷えるKuusamo RUKA クーサモ・ルカ(フィンランド)へ、さらにドイツのW杯シリーズなどを転戦する。
日本チーム6人枠の陣容は葛西紀明(土屋ホーム)、小林陵侑(土屋ホーム)、伊東大貴(雪印メグミルク)、竹内択(北野建設)、小林潤志郎(雪印メグミルク)、中村直幹(東海大)となった。
世界にその名が轟くベテラン葛西には夏場に体重が落ちない苦悩があった。
夏の名寄サマージャンプでは62㎏のまま飛んでいたが、飛距離が出にくい印象でボタリと着地。それもベストウエイトは58㎏だからだ。いささか動きが鈍いのか、葛西の顔にいくらか曇りがみられた。
「アプローチスピードは上がりましたよ、もちろん重いからね(笑)」
と周囲を笑わせていたが、果たしてベストで、いちばん身体が動きやすい体重に戻せるのであろうか。名寄ピヤシリにきていた取材記者たちはしばし顔を見合わせた。
そこから8月後半のサマーグランプリでは国内選考において僅差で敗れ去り、10月後半の白馬全日本選手権では、可もなく不可もなくほどよい順位であった。
今季はスキーの長さを微調整したこともあり、余裕ある60㎏弱の体重での出場に落ち着きそうだ。あとは靴底に手を加えることをしてみた。ビンディングの取り付けなども加味して、その靴底のカエリを重要視してもいる。
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