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スキー コラム 2018年4月3日

AUDI FIS SKI WORLD CUP 2017/18 2017/18シーズンを振り返る

アルペンスキー・ワールドカップ(白いサーカス)転戦記 by 田草川 嘉雄
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ダニエル・ユール

スラロームではスイス勢の躍進が目立つ。そのひとりダニエル・ユールはキッツビュール、シュラドミングと連続で表彰台に上った

表のように、総合の上位にはおなじみの選手がずらりと並ぶが、若い力も確実に芽が出てきている。たとえばスラロームでは、ダニエル・ユール、ルカ・エルニ、ラモン・ツェンホイゼルンらが、初の表彰台に立った。3人がいずれもスイス人ということにも驚きで、スイスにはさらにロイック・メイヤーという注目の若手がいる。今季は4位止まりだったが、フランスの20歳クレモン・ノエルも来シーズンは表彰台、さらには優勝争いに加わってきそうだ。

クレモン・ノエル

まだ20歳のクレモン・ノエル(フランス)はクラニスカ・ゴーラのスラロームで4位。来季は優勝争いに加わりそうな勢いだ

最後に日本チームの今シーズンを振り返ると、大越龍之介(東急リゾートサービス)のウェンゲンスラローム19位という成績が光る。今季もっとも硬かったのがこのレースで、しかもワールドカップでもっとも難しいと定評のあるコースだ。2本ともそこを臆せず攻略した滑りは見事だった。残念だったのは、その快挙を次につなげられなかったことだ。技術が要求される難しいコースに強い半面、スピード勝負となる比較的簡単なコースで攻めきれないのが彼の弱点。その課題の克服は来シーズン以降に持ち越されたが、果たして大越がどんな滑りを見せるのか、引続き注目していきたい。

湯浅直樹

悩めるエース湯浅直樹。復活を期して来季以降も現役を続けると決意したが、復活への道は厳しいことだろう。

一方、エースの湯浅直樹(スポーツアルペンSC)にとっては、苦しいシーズンだった。もう10年以上、身体に故障のないシーズンは過ごしていない湯浅だが、それにしても今季はこれまでになく怪我に泣かされた冬だったのではないだろうか。開幕から不本意なレースが続き、1月半ばには、キッツビュール、シュラドミングとシーズン山場のスラローム2戦を残して緊急帰国。痛みの強い膝の内視鏡手術を受けて平昌五輪に備えたが、五輪本番でも彼らしいスラロームは見ることができなかった。結局ワールドカップでの入賞は0。FISポイントのランキングは大きく後退し、WCSL(ワールドカップ・スターティンリスト)でも圏外へ。したがって来季のスタート順は相当遅くなることが予想される。ここからの復活は並大抵ことではないだろうが、これまでも何度か不可能を可能にしてきたのが湯浅直樹。果たしてもう一度奇跡を起こすことはできるだろうか。

田草川嘉雄

田草川 嘉雄

白いサーカスと呼ばれるアルペンスキー・ワールドカップを25年以上に渡って取材するライター&カメラマン。夢は日本選手が優勝するシーンをこの目で見届けること。
≫Twitter@ReplaySkiRacing ≫ReplaySkiRacing

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