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スキー コラム 2018年3月14日

第8回『新たな潮流とFHビケルスン』

鳥人たちの賛歌 W杯スキージャンプ by 岩瀬 孝文
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伊東大貴

札幌の国内試合で元気よく飛び始めた伊東大貴(雪印メグミルク)

そして国内では五輪代表の伊東大貴(雪印メグミルク)が元気よく飛んでいた。
「いまは無理をしないことが第一のように思います。正直、痛みがあってまだ真上に腕が上げられなくて。それで肩関節の周囲の筋肉を強化しながら少しずつですね。この大事なときにもし転倒してしまっても、しょうがないですから。はやく思い切り飛んでいきたいのはやまやまですが、そこはじっくりと回復させていっています」
来季は2月に世界選手権がジーフェルド(オーストリア)で開催される。
それがひとつのターゲットになり、腰を据えた地道なトレーニングを施していく。

ベリンガーとアイゼンビヒラー

上昇気運あふれるドイツ勢のベリンガーとアイゼンビヒラー

さて、やはり飛ばせ台のFHビケルスンでは、最長不倒を狙い、突き進むのであろうか王者ストッフと勢いが出てきたクバツキ(ポーランド)、それに対抗するのは低く伸びあがる弾丸クラフトか、タンデにヨハンソンさらにフォルファンとファンネメルら飛車角ぞろいの地元ノルウェー勢の上位独占か、あるいはドイツの勇者フライタクにベリンガーと気迫のアイゼンビヒラーなど、じつに名勝負の予感に包まれる。
その川面に沈む夕陽がこよなく綺麗に映える、西向きに作られたジャンプ台はいきなりの素晴らしい向かい風とさらに200mを超えて、下からの一陣の吹き上げがある。
いったん、それに乗ったとなると、ああこれはと嬌声をあげたくなるビッグなフライトが、そこにある。
だからめっぽう楽しみな、北欧ビケルスン感動のフライング。

岩瀬 孝文

ノルディックスキージャンプの取材撮影は28年以上、冬季五輪は連続5回、世界選手権は連続12回の現地入り取材。スキー月刊誌編集長を経て、2007札幌世界選手権では組織委員会でメディアフォトコーディネーターを務めた。 シーズンに数度J SPORTS FIS W杯スキージャンプに解説者として登場。『冬はスキー夏は野球』という雪国のアスリートモードにあり、甲子園の高校野球や大学野球をつぶさに現場取材にあたっている。

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