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スキー コラム 2018年1月25日

第5回『ザコパネの清らかな風に吹かれて』

鳥人たちの賛歌 W杯スキージャンプ by 岩瀬 孝文
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それはさておき、次の試合、名門のフライング台、アイストラックのアプローチに改修したオーベルスドルフ(ドイツ)で開催されたフライング世界選手権。
これはタフな大会だ。1日に2本ずつ合計4本フライングを飛んで、そのトータルで勝負を競うもの。空中に出て長ければ5~6秒も我慢して伸ばす200mオーバー。1本飛ぶだけでも疲弊感がすさまじい。

小林潤志郎

W杯優勝の実績を糧に小林潤志郎(雪印メグミルク)

そこでも気分よく飛んだ葛西紀明が218.5mで4番手につけた。しかし、2本目にとんでもない風にやられて123.5mと、なんという運営なんだと怒り心頭にもなりそうだが、熟練の葛西は、まあ、そういうこともあると、どこ吹く風だ。
それを観ていた小林潤志郎(雪印メグミルク)と小林陵侑(土屋ホーム)の岩手県八幡平市松尾出身の兄弟は、良き経験を積まねばならないと、そこはベテランの妙で魅せるレジェンド・カサイの闘魂ジャンプに果敢に続いていった。

タンデ

得意のフライングで上昇気運にあるタンデ(ノルウェー)

個人戦の勝者はタンデ(ノルウェー)、4本目は強風でキャンセルになったが、その勢いにあふれてノルウェーチームが団体戦を制した。
この団体戦に期待した日本のファンがたくさんいたが、竹内択(北野建設)が帰国の途につき、伊東大貴(雪印メグミルク)の招集はままならずザコパネからの復帰。であればフライング経験のある伊藤謙司郎(雪印メグミルク)や栃本翔平(雪印メグミルク)を急遽、呼び寄せてとは思うが、日本チームはしばしの休養を選択した。

小林陵侑

小林陵侑(土屋ホーム)が伸びやかに飛んでいく

さあ、ザコパネの長い台も葛西選手が得意としている。
そこはポーランドの南部クラコウ市からさらに南に降りた風光明媚な街、スロバキアの国境が近く国内屈指の避暑地であり冬場の保養地でもある。
順風の向かい風がやってきて長距離飛行が可能なスーパーな台。以前には小林陵侑がいきなりひとけた順位を記録したゲンの良いシャンツェだ。
気温が上がると、たまに霧に包まれたりするが、ポーランドの熱狂的な大観衆がそれを吹き飛ばしてくれるだろう。

さらに待ってましたとばかりに巨大に聳える北ドイツのビリンゲンW杯は、近年こそ、飛距離を抑えられるようになったが、往時のアホネン(フィンランド)やマリシュ(ポーランド)が150m超えに届きそうなくらいのフライトをみせたビッグヒル。ここでも葛西紀明は優勝したことがある。

気分よく、五輪に向けて調子の波を上げていこうわれらがジャパン!

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