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斜面変化に富んだワールドカップ有数の難コース ヒルシャーSL3連勝の勢いを誰が止めるのか
アルペンスキー・ワールドカップ(白いサーカス)転戦記 by 田草川 嘉雄 0ザグレブ(クロアチア)で行なわれた年明け最初の男子スラロームは、マルセル・ヒルシャー(オーストリア)の強さを改めて印象づけるレースとなりました。1本目2位(+0秒)から2本目に逆転。いつもどおりの強烈なセカンドラン・チャージで1本目のベストタイムをマークしたチームの後輩ミヒャエル・マットから勝利を奪い取りました。これでスラロームでは3連勝。GSの2勝を合わせると今季のワールドカップで5回目の優勝となりました。通算勝利数はアルベルト・トンバ(イタリア)と並ぶ50勝です。もっとも、トンバ自身は1988年の最終戦で行なわれたパラレルスラロームでの勝利をカウントして「自分は51回勝った」と主張していますが、今のヒルシャーの勢いを考えればこれを破るのは時間の問題。それどころか、オーストリア選手としては最多のヘルマン・マイヤーの54勝も充分に射程圏内。早ければ1月中に並ぶ可能性も見えてきました。女子ではリンジー・ヴォン(アメリカ)が今季1勝を加えて通算78勝と、インゲマル・ステンマルク(スウェーデン)の持つ男女を通じた最多勝記録86に迫っています、ヴォンもヒルシャーも通算勝利数はあまり重要視していないようですが、ファンとしては彼らがいったいどれだけの勝利を積み上げるのかという点も、ワールドカップ観戦の大きな楽しみとなるのではないでしょうか。
さて、そんなザグレブから中1日おいて、今週末はスイスのアデルボーデンでGS第4戦(アルタ・バディアのパラレルGSを入れれば第5戦)とスラローム第5戦が行なわれます。ザグレブ⇔アデルボーデンと間の距離は約1000km。当然選手や主要スタッフは飛行機移動ですが、スキー機材の多くは陸路での輸送なので、中1日での移動は相当なハードワーク。ワールドカップのツアーの中でにもっともきつい行程と言えるでしょう。
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