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日本一のジャンプの町に生まれた女子ジャンパーの挑戦
「青春の挑戦者」4年に1度のシーズンがやってきた!2017-2018ウインタースポーツ編 by J SPORTS 編集部 0その際、最大のライバルとなる高梨選手については?
「高梨選手がいたからこそ、ここまで自分のモチベーションが続きました。世界のトップを走っている選手が、目の前に、しかも同じチームにいるのはすごく恵まれていると思っています。日本にいながら世界レベルの試合をすることができるわけですから。」
どうせ飛ぶなら世界一
伊藤選手にとっては、出場が決まれば2度目の五輪となる平昌。前回の反省を踏まえて、どのように挑むつもりなのか?
「4年に1度という特殊感がくせ者なんです。4年前はすごく特別な大会と思って臨みましたが、大会前に、毎年あるワールドカップの1試合と考えればいいと、葛西監督に教えていただきました。結果は満足していませんが、監督の言葉で平常心で挑むことはできました。今年の世界選手権でも同じようにワールドカップの1試合として考えていたのですが、会場やスタッフが盛り上がっていて、雰囲気に乗せていただいた試合ができました。それは4年前にはなかったことなので、オリンピックに行けたら、雰囲気を感じながら、自分の気持ちを盛り上げて飛ぶことができればと思っています。」
目標はもちろん金メダルだ。その思いは平昌だけでなく、その後の北京、その先へもずっとつながっている。
「下川町のジャンプ少年団には、“どうせ飛ぶなら世界一”という横断幕がかかっています。先輩たちが抱かせてくれたオリンピックでの金メダルを取るという目標はもちろんですが、そのモチベーションが続く限り、ずっと選手を続けていたいと思っています。もし、自分の理想のジャンプができたとしたら、ジャンプを辞める時じゃないかなと思います。私は常にもっとうまくなりたいと思ってジャンプをやっていて、今やっている課題ができたらまた次の課題が出てきます。それが楽しくて競技をやっています。だから、理想のジャンプは常に変わり続けると思いますし、変わり続けていたいと思っています。」
J SPORTS 編集部
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