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スキー コラム 2017年11月15日

第1回『いよいよ開幕を迎えるオリンピックシーズン』

鳥人たちの賛歌 W杯スキージャンプ by 岩瀬 孝文
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開幕の日本代表に5選手

伊東大貴、伊藤有希、高梨沙羅、竹内択

伊東大貴、伊藤有希、高梨沙羅、竹内択で混合団体3位

W杯開幕戦、日本選手は5人の遠征をみる。
ポーランドのビスワのシャンツェは、ランディングがせり上がりの形状で、スピードが出過ぎると、奥の壁面に激突する危うさを備える台である。
もちろん地元ポーランド選手が優位であり、それもここは英雄アダム・マリシュの記念ジャンプ台。ポーランド選手は絶対に負けるわけにはいかないと、猛烈に練習して果敢に飛ばしてくる。

小林陵侑と葛西紀明

愛弟子の小林陵侑と葛西紀明の土屋ホーム勢

団体戦では、表彰台に上がるかどうかのポジションにある日本チーム、しかし、いくらかのチャンスはある。 全日本選手権で表彰台に並んだ小林兄弟。とくに長男の潤志郎の今季の成長ぶりは素晴らしい。弟の陵侑はそばで葛西の気構えを学んできた。
もとから才能ある伊東大貴の復調も目覚ましい。さらにはチームの原田雅彦監督と岡部孝信コーチのジャンプ週間における遠征帯同が予定され、それも心強い。
中堅の頑張りが目を引く竹内択(北野建設)は、個性派ならではのジャンプを見せているが、前年のスーツ違反失格の影響があるのか各W杯会場でのマークはきつさを帯びてきそう。まずは、そのイメージの払しょくしながらのジャンプになりそうだ。
団体戦のジャパンは厳しくいえば5番手6番手からの脱却と、そのためのパワージャンプが必要となってくる。また、育成次第では力強い若い選手の登用も考えられる。

日本チームにジャンプスーツを提供しているミズノでは、その優秀な開発技術は他国の追随を許さない。それだけにその新型スーツの投入時期に気を払う。早すぎるのであればすぐさまチェックを入れられ使用禁止になることも予想されるだけに、そのあたりの絶妙な戦略を持っている。その斬新なシルエットや飛行曲線に注視していこう。

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