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スキー コラム 2017年3月13日

『北欧シリーズ霧のホルメンコーレン』スキージャンプFIS ワールドカップ 16/17 オスロ大会プレビュー

鳥人たちの賛歌 W杯スキージャンプ by 岩瀬 孝文
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しっかりと調子を上げてきた伊東大貴(雪印メグミルク)は実際にトロンハイムLHを得意としている

さすがノルディックスキーの聖地であるだけに観客はジャンプに詳しく、その飛びに一喜一憂する。そこでもあのリアル・レジェンド葛西紀明に対する応援がまた素晴らしく、いつまでたっても拍手が鳴りやまない。それも1993年頃には、あの英雄アンドレアス・ゴルドベルガー(オーストリア)と優勝争いを演じ、そこで勝利した歴史を持ちつつ、いまだ現役選手。ということでそれはもう大歓迎され、称賛されているのである。

たまに気温が上昇してくるとすっかりと霧に覆われて、それこそ何も見えない、勘だけが頼りのジャンプになる。それもホルメンコーレンの風物詩だ。
観客も、スタートのラッパ合図と、空中から聞こえるスキーの風切り音に、着地のザシっという雪の音だけで、よく飛んだと喝さいをおくっているのだから素晴らしい。
あたりは実際に真っ白くジャンプ写真にならなくて、いささか閉口させられるが、それもまたホルメンコーレンならでは、と、広い心持ちにさせられる。

とことん勢いの波に乗っているクラフト(オーストリア)の連勝も楽しみ

さてW杯終盤戦は、個人総合優勝が見えてきたシュテファン・クラフト(オーストリア)が中心に展開してくる。ラハティ世界選手権で得たノーマルヒルとラージヒルの金メダルを自信に果敢に飛ばし、さらに身長170cmそこそこの小柄ながら魅せるシャープなジャンプとふわりと浮くテクニックは彼ならではのもの。そこに高性能なスーツのことも加味してはくるが、その基本的に体幹が鍛え上げられた好ましいボディバランスは並大抵のものではない。
それにあのベイビーフェイスで笑顔を振りまき表彰台に上がる。それゆえ日本のジャンプファンにも人気が高い。

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