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スキー コラム 2017年2月1日

『名門フライング台を制するのは』スキージャンプFIS ワールドカップ 16/17 オーベルスドルフFH大会プレビュー

鳥人たちの賛歌 W杯スキージャンプ by 岩瀬 孝文
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アンドレアス・ヴェリンガー

W杯2勝でいまやドイツのエースに躍り出たアンドレアス・ヴェリンガー

今後、連戦が続くW杯団体戦は駒が豊富なポーランドそしてドイツ、そこにW杯通算53勝の世界記録を持つシュリーレンツァウナーが復帰していよいよメンバーが出揃ってきたオーストリアが出色で個性派のフェットナーも自由奔放に飛んでいるのがうれしい。さらにその間隙を縫ってプレフツとドメン兄弟と、もはやいぶし銀のテペシュが控えるスロベニア、あるいは爆発力を秘めるタンデ、ファンネメル、フォルファンとベテランのヒルデを交えたノルウェーあたりが迫っていく。
その注目のポーランドは無双の強者ストッフに加えてマリシュテクニックを凌駕するジラ、コット、ジオブロ、クバツキなど、その時々の好不調の波でメンバーの組み換えが可能で、万全ともいえる選手層の厚さをみせている。これに対抗してくるドイツはヴェリンガーとフライタクに若手のガイガーなどで手堅く固めてチーム戦での勝利をめざす。

残念なことに日本はいまだ低空飛行。しかし望みはある。それは、ほぼ2年計画と言ってもいいくらいの余裕の感だ。というのは試合前の駆け引きが重きを置くジャンプスーツなどのマテリアル技術の流失を防ぐ目的がみられるからだ。そのあたりはこの先もじっくりと余裕を持って観戦すべきだ。もちろん、ここでもレジェンド葛西紀明は威風堂々、あっさりと予選を飛んで、ひとケタに入っており何の問題はない。その目標は遥か彼方へと見据え、ひたむきにジャンプしている。

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