人気ランキング

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

メルマガ

お好きなジャンルのコラムや
ニュース、番組情報をお届け!

メルマガ一覧へ

コラム&ブログ一覧

スキー コラム 2017年1月26日

『いつのまにやらポーランド』スキージャンプ FIS ワールドカップ 16/17 ビリンゲン大会プレビュー

鳥人たちの賛歌 W杯スキージャンプ by 岩瀬 孝文
  • Line
葛西紀明(左)竹内択(右)

葛西紀明(土屋ホーム)と(右)竹内択(北野建設)2017世界選手権代表決定

伊東大貴

順調に調整を積んだ伊東大貴(雪印メグミルク)2017世界選手権代表決定

そして我らが希望のジャパンチームだ。
ザコパネ団体戦は2本目に進めるぎりぎりの8位、チェコやロシアにも負けての順位、いや、いまはこの現状。 日本はジャンプ週間からメンバーの入れ替えをなさないままに1月の後半戦に進んだ。
そこにある種の秘策をたずさえてはいるものの、そのお披露目は来季の五輪シーズンになるのか。何かあればすぐに列強諸国から技術やマテリアルに関して、あれこれとチェックが入れられる日本チーム。ならば、いまは音なしの構えというのもひとつの戦略。

イエローベースに新塗装されたヘルメットが届いて意気揚々の葛西紀明(土屋ホーム)は、10位台のこれまた超マイペースの流れのまま。伊藤大貴(雪印メグミルク)がじわりじわりと上位を狙い、竹内択(北野建設)は新たなテクニックを見出そうと研鑽を重ねている状況、作山憲斗(北野建設)と小林陵侑(土屋ホーム)は欧州各地のジャンプ台で細やかなまでに経験を積んでいる段階にある。
チームに焦りはない。そこで悲観する必要性はなにもなく、どこまでも温かい気持ちで心静かに声援を送りたい。

どの強豪チームも全精力をつぎ込むラハティ世界選手権に、ひとまずはそのターゲットをあてている。もう、それでいいのだ、今シーズンは。
様々な駆け引きが見られるチーム戦、それを堪能しながらいまはジャパンの表彰台をひそかに願っていこうではないか。

岩瀬 孝文

ノルディックスキージャンプの取材撮影は28年以上、冬季五輪は連続5回、世界選手権は連続12回の現地入り取材。スキー月刊誌編集長を経て、2007札幌世界選手権では組織委員会でメディアフォトコーディネーターを務めた。 シーズンに数度J SPORTS FIS W杯スキージャンプに解説者として登場。『冬はスキー夏は野球』という雪国のアスリートモードにあり、甲子園の高校野球や大学野球をつぶさに現場取材にあたっている。

  • Line

関連タグ

あわせて読みたい

J SPORTS IDを登録すれば、
すべての記事が読み放題

J SPORTS IDの登録(無料)はこちら

ジャンル一覧

人気ランキング(オンデマンド番組)

J SPORTSで
スキーを応援しよう!

スキーの放送・配信ページへ