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スキー コラム 2017年1月23日

世界選手権前の最後のスラローム 得意コースに挑む湯浅の滑りに期待=FISワールドカップ男子SLシュラドミング

アルペンスキー・ワールドカップ(白いサーカス)転戦記 by 田草川 嘉雄
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ヘンリック・クリストファーセン

昨シーズンの優勝はヘンリック・クリストファーセン。素晴らしい滑りでフェリックス・ノイロイターに重圧をかけ、逆転優勝を飾った

キッツビュールでの熱狂の3日間が終わると、ワールドカップはすぐさま次の会場シュラドミングに移動する。火曜日夜のお楽しみ、シュラドミングのスラローム。別名“The Nightrace”といい、現在では当たり前となった夜間照明の下でのスラロームの草分けでもあり、毎年5万人以上が観戦に訪れる真冬の夜の一大イベントだ。 1月は怒涛のスラローム5連戦。ザグレブ(クロアチア)から始まり、アデルボーデン(スイス)、ウェンゲン(スイス)、キッツビュール(オーストリア)、そしてシュラドミング(オーストリア)と広大なヨーロッパアルプスを東奔西走しながらレースを戦ってきた。ダウンヒルがまだ3レースしか行なわれていないのに対し、スラロームはこれが8戦目となる。2月にサン・モリッツ(スイス)で行なわれる世界選手権前の最後のレースとなる。

佐々木明

2006年には佐々木明が優勝にあと0秒79にまで肉迫。彼にとっては2度目のワールドカップ2位だった

シュラドミングは、日本チームにとってもっとも相性の良いコースだ。1990年には岡部哲也が3位タイに入賞したのを皮切りに、木村公宣が1997年5位で続き、さらに2006年には佐々木明2位&皆川賢太郎6位とW入賞の快挙。急斜面が続くうえに、ナイトレースということもあってコースが硬くなることが多いのが、日本選手がここを得意とする理由だろう。

現在のエース湯浅直樹も、過去3回トップ10内の入賞をこのコースで果たしている。一時の低迷から抜け出し、本来の鋭さを取り戻した彼の滑りが得意コースで炸裂すれば、かなりの上位入賞が期待できるだろう。時差の関係で日本時間では深夜から明け方にかけてのレースになるが、頑張って夜更かし(超早起き?)する価値はあるずだ。

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