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スキー コラム 2016年11月25日

『冷え込み厳しいフィンランド』スキージャンプFIS W杯 16/17クーサモ・ルカプレビュー

鳥人たちの賛歌 W杯スキージャンプ by 岩瀬 孝文
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葛西紀明

夏場は時間をかけてゆったりと調整を重ねていた葛西紀明(土屋ホーム)

だが、そこは歴史的なジャンプ強国だ。フィンランド北部クーサモ・ルカでのW杯となると俄然、力が入ってしまうフィンランドの人達だ。
その開幕戦では、こぞってチケットを予約購入、日照時間が少ない白夜のなか、ジャンプ台やクロカンコースに張り付いて、出場各国の選手に大声援をおくり、焼きソーセージのマッカラをほおばり、飲み過ぎに気を付けながらラピンクルタビールを飲んで試合を楽しむ。
そこでもやはり人気選手はリアル・レジェンド葛西紀明だ。
「フィンランドには夏のトレーニング合宿と冬のW杯直前合宿に毎年、来ているのでもう好きなオートミールからサウナやなにもかも、心安らぎますね」
冬、開幕へ抜群の調整力を持つ葛西選手だった。

小林陵侑

その勢いにあふれて飛距離を伸ばしていった小林陵侑(土屋ホーム)

強風が舞うクーサモとはいえ、ノリさん得意の台である。
そこは熟練の妙で、果敢に攻め込んでいくのみだ。シャープなジャンプをみせる伊東大貴(雪印メグミルク)は過去にルカW杯団体戦で表彰台の経験を持ち、風さえつかめば、とことん飛ばしていける。さらに竹内択(北野建設)もフィンランド留学時代に、あのオーストリアのモルゲンシュテルンが、キリもみ状態で転倒していった狂った風のなかで平然とテストジャンパーを務めた。空中姿勢に張りが出てきた作山憲斗(北野建設)もロングジャンプを狙ってやまない。そして新鋭20歳の小林陵侑(土屋ホーム)はトレーニングで慣れているフィンランドの風、そのソフトなランディングで周囲を魅了してくれることだろう。

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