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スキー コラム 2016年11月11日

王者クリストファーセン不在のスラローム開幕戦 総合6連覇をめざすヒルシャーの滑りに注目

アルペンスキー・ワールドカップ(白いサーカス)転戦記 by 田草川 嘉雄
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クリストッファーセンとトナカイ

前回大会の勝者はヘンリック・クリストファーセン。ヒルシャーの例に倣って彼も副賞のとなかいに父親の名前ラースと名付け

セルデンのジャイアント・スラローム開幕戦から3週間。この週末にはいよいよ2016/17シーズンの男女スラロームが始まる。11月12日(土)に女子スラローム第1戦、翌13日に男子スラローム第1戦というスケジュールだ。
会場はレヴィ。フィンランドのラップランド地方、北緯67度81分に位置する小さな村だ。北緯66度33分より北を北極圏と呼ぶが、レヴィは北極圏に入ってからさらに160kmも北のまさに極北の地。スノースポーツのフィールドとしてはもちろん、オーロラでも有名で、フィンランドを代表するリゾートである。スキー場は、リフトが28基かかり、コースは実に43本。それらが巧みなレイアウトされスキーヤーを楽しませてくれる。
そんなレヴィに、今年は冬の訪れが遅かった。もともと天然雪がたくさん降る地形ではなく、低い気温を利用した人工降雪機でコースを整備するタイプのスキー場。しかし、今年はなかな冷え込まず、10月末までほとんど雪を作ることができなかったのだ。北極圏にありながら、実はこういうことはけっして珍しくなく、2011年、2015年はいずれもコースを準備することができずに大会が中止となっている。今年もはたしてレースを開催できるかどうか、一時はかなり危ぶまれたのだが、11月に入ってからは気温が一気に下がり、コース作りもペースアップ。かろうじて準備が整い、無事にワールドカップを迎えることができた。

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