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スキー コラム 2016年1月4日

異常な暖冬が続くヨーロッパ。 ザグレブのスラロームはサンタ・カテリーナで代替開催 =アルペンスキーW杯男子スラロームサンタ・カテリーナ(イタリア)

アルペンスキー・ワールドカップ(白いサーカス)転戦記 by 田草川 嘉雄
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サンタ・カテリーナは、1990年代を代表する女子のトップ・レーサー、ちょうどアルベルト・トンバの全盛時代に活躍したことから『トンバの妹』として愛されたデボラ・コンパニョーニの出身地としても知られている。彼女は現役引退後、ベネトン社の御曹司と結婚したシンデレラストーリーで有名となった。現在サンタ・カテリーナのワールドカップコースには、そんな彼女の名前が冠せられている。

さて、そんなわけで急遽会場が変更された男子スラローム第3戦だが、はたしてどんな展開となるのだろうか。現時点で、コースの詳細に関しては発表されていないが、ダウンヒルのゴールをそのまま流用するとしたら、スラロームとしてはかなり緩斜面中心のコースとなるだろう。若干うねってはいるものの、急傾斜の箇所はほとんどないと思われる。必然的に規定の標高差をクリアするために全長を多くとらねばならず、緩やかで長いスラロームになると想像される。したがって、落下のエネルギーをうまく使うだけでなく、自ら推進力を生み出すパワーと技術のある選手が有利。その点で、日本選手にとっては厳しい展開となりそうだ。

第2戦のマドンナ・ディ・カンピリオ(イタリア)は、ヘンリック・クリストッファーセン(ノルウェー)の圧勝だった。王者マルセル・ヒルシャー(オーストリア)を2位に従えて、第1戦ヴァル・ディゼールに続く連勝。2レースともに1秒以上の大差をつけており、現時点でのスラロームの力関係は完全にクリストッファーセンが上、という印象を強烈に植えつけた。マドンナのコースは、表面こそ凍っていたものの、ウェットな雪は荒れやすく、レースが進むにつれて深い溝が刻まれのだが、そんななか、まったく乱れを見せない彼の滑りは見事だった。

逆にヒルシャーにとっては、2本目のベストタイムを奪ったヴァル・ディゼールの第1戦はともかく、2本ともタイムで負けた第2戦は、大きなショックだったことだろう。ただし、彼がこのまま黙っているわけはなく、クリスマス・新年も返上してハードなトレーニングを積んでいるはず。年が変わり、ヒルシャーがどんなスラロームで巻き返しをはかるかが、第3戦の最大の見所となる。

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