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スキー コラム 2015年11月20日

好発進を見せるか我らがレジェンド葛西紀明  スキージャンプ FIS ワールドカップ /クリンゲンタール・プレビュー

鳥人たちの賛歌 W杯スキージャンプ by 岩瀬 孝文
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海外有力チームでは、ここで勝たねばならぬと圧倒のパフォーマンスがあるドイツ、W杯個人総合を制したフロイントにフライタク、試合復帰で気迫がこもるヴェリンガー、そこにヴァンクなのか、あるいはアイゼンビヒラーら若い選手の登場をみるか。そんなチームスポンサーのチョコレート、ミルカパワーのドイツだ。
伝統のオーストリアは若手クラフトにハインバック、そこに勇者シュリーレンツァウアー、 を加えて、さて、あとのひとりは?
強気なバーダルとヤコブセンは引退したが、上昇気運にまみえるノルウェーはファンネメルにベルタは不動の存在、そしてスキーをチェンジしたベテランのヒルデ、あとはフォルファンあたりか。
またスロベニアはプレフツを軸にダミヤン、テペシュ、ベテランのクラニエツはどうであろう、一気に台頭する若手起用なのか。 ポーランドはエースのストッフ、ジラ、コットなど、そこに新鋭が幾人かいそうな雰囲気いっぱいで表彰台を狙う。

クリンゲンタールW杯の後は、いつものクーサモ・ルカ(フィンランド)でひたすらに冷えて、そこで開幕翌週W杯ジャンプ個人2連戦、11月のオープニングダッシュをみせるカミカゼカサイというのもおおいに予想できる。
葛西選手はフィンランドスキーの一大本拠地ブオカッティへと遠征合宿に乗り込み、そこから雪を求めてサンタクロース村で有名なロバニエミへと移動、その地で入念に雪上ジャンプトレーニングを重ねてきた。帯同した日本女子2トップの伊藤有希、新人の小林陵侑、来春に土屋ホーム入りが決まった伊藤将充が、ひたむきに練習に取り組んでもいた。
続いて12月には1994冬季五輪の開催地リレハンメル(ノルウェー)でのW杯、ここで女子W杯の開幕をみて、おおかた今シーズンのジャパンを占う試合となりそうだ。

団体戦の中継は、この先、1月のビリンゲン(ドイツ)とザコパネ(ポーランド)、2月になるとオスロ(ノルウェー)とラハティ(フィンランド)、最終3月のプラニツァ(スロベニア)フライングへと進んでいく。
レベル高き日本チームの連日の表彰台を願いつつ、熱き応援でJ SPORTS観戦といこう。

岩瀬 孝文

ノルディックスキージャンプの取材撮影は28年以上、冬季五輪は連続5回、世界選手権は連続12回の現地入り取材。スキー月刊誌編集長を経て、2007札幌世界選手権では組織委員会でメディアフォトコーディネーターを務めた。 シーズンに数度J SPORTS FIS W杯スキージャンプに解説者として登場。『冬はスキー夏は野球』という雪国のアスリートモードにあり、甲子園の高校野球や大学野球をつぶさに現場取材にあたっている。

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