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スキー コラム 2015年1月20日

悪コンディションのなか、ノイロイターが逆転優勝

アルペンスキー・ワールドカップ(白いサーカス)転戦記 by 田草川 嘉雄
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1本目のベストタイムは、マティアス・ハルギン(スウェーデン)が取った。0秒14差の2位にステファノ・グロス(イタリア)が続き、3位は0秒32差のヘンリック・クリストッファーセン(ノルウェー)。マルセル・ヒルシャー(オーストリア)はふたつの中間計時をともにぶっちぎりのベストタイムで通過しながら、コース終盤の短い緩斜面でポールをまたぐという致命的なミス。一見何事もなく通過したように見えたが、自ら滑るのをやめて途中棄権した。

また、もうひとりの本命フェリックス・ノイロイター(ドイツ)も、予想外にタイムが伸びず、0秒55遅れの5位にとどまった。 湯浅直樹(スポーツアルペン)は、ゴールした時点で23位。その後後ろのゼッケンから7人が彼のタイムを上回ったため、30位ギリギリで2本目に進んだ。

2本目は、日本チームのヘッドコーチ、クリスチャン・ライトナーがセットしたコース。比較的オーソドックスでリズムのとりやすいセットだったので、各選手たちは、思い切りアタックして勝負をかけた。その結果、ノイロイターが4人を飛び越えて、合計タイムで1位に浮上。グロスとクリストッファーセンは順位を守ったが、1本目トップのハルギンは気負いすぎて滑りが空回りした印象だ。スタート直後から動きが冴えず、1本目の貯金を吐き出し6位にまで急降下。つかみかけていた悲願のワールドカップ初優勝は、またしても手の中からこぼれた。 ノイロイターは今季2勝目。先週のアデルボーデンでこそ1本目途中棄権しているが、それ以外のスラロームではすべて表彰台に立っている。
「むずかしいコンディションのなかのレースだったが、我々は意識的にこういう悪条件のなかでも練習を積んできた。荒れたコース、難しいセット、雪や雨、視界不良。そうしたなかでも石鋸気宇的にトレーニングをした努力が実を結んだ。支えてくれたスタッフに感謝したい」と喜びを語った。
これで、彼はスラロームの種目別ランキングで再びトップに立ち、マルセル・ヒルシャーからリーダーの証であるレッドビブを奪い返した。湯浅は7人まくって23位に順位を上げた。二日後のフェイスブックに「かみ合わない」と嘆いたが、少なくとも2本目の滑りは悪くないように感じられた。腰の痛みも少しずつ改善されているようで、シーズン後半での巻き返しに期待したい。

田草川嘉雄

田草川 嘉雄

白いサーカスと呼ばれるアルペンスキー・ワールドカップを25年以上に渡って取材するライター&カメラマン。夢は日本選手が優勝するシーンをこの目で見届けること。
[email protected] ≫ReplaySkiRacing

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