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スキー コラム 2014年12月10日

ヒルシャー&クリストッファーセンの2強に迫るのは誰? = オーレ/スウェーデン プレビュー

アルペンスキー・ワールドカップ(白いサーカス)転戦記 by 田草川 嘉雄
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代替レースとなった今回も、おそらく使用されるコースは例年同様だろうが、スラロームもGSもそれほどの急斜面はない。うねりはあるものの、全体に中・緩斜面でゴール前にわずかに急傾斜があるのみ。ポールセットにもよるが、基本的には体重のある馬力型の選手に有利なコースといえるだろう。スラロームは、2007年の世界選手権、2009年の最終戦とマリオ・マット(オーストリア)が2レース連続で優勝している。これは彼にとっての大きな自信となっているはずで、久々のレースではあるものの、優勝候補の一角にあげないわけには行かないだろう。

ただ、レヴィのスラローム開幕戦では、ヘンリック・クリストッファーセン(ノルウェー)とマルセル・ヒルシャー(オーストリア)の滑りが他を圧倒。あの時点ではふたりのスラロームの完成度が、明らかに頭ひとつ抜けだしていたのだ。その後約1か月の間に状況はどう変化したのか、あるいは変化していないのか、とても興味深い。とくに1本目をリードしながら、2本目に逆転されたヒルシャーは、若いライバルの完璧な滑りに非常に刺激を受け、あらためて闘争心に火がついた様子。巻き返しに向けて、相当集中したトレーニングを積んできたはずなので注目したい。

他に注目したいのはノルウェーの新鋭セバスチャン-フォス・ソールヴォーグ。レヴィの第1戦では1本目21番スタートから3位につける大躍進。2本目はわずかにミスを犯して4位に下がったものの果敢なアタックは鮮烈な印象を残した。その後のヨーロッパカップでも優勝するなど、調子は登り坂。この勢いは昨シーズン大ブレイクのチームメイト、クリストッファーセンを思わせる。現在のスラロームのWCSLは17位だが、10位にランクされているマンフレッド・メルク(イタリア)がアキレス腱断裂で欠場中なので、ギリギリで第1シード入りするはず。スタート順も早くなり、勢いはさらに加速するのではないだろうか。

日本チームは、男子はおそらく湯浅直樹のみの参加となるだろう。腰の状態は一進一退。長い緩斜面でどこまでスピードに乗れるかを考えれば、状況は依然厳しそうだ。ここは我慢の時だが、次のマドンナ・ディ・カンピリオ(2年前に3位となった得意のコース)に向けて少しでもスタート順を上げておきたいとろこだ。

田草川嘉雄

田草川 嘉雄

白いサーカスと呼ばれるアルペンスキー・ワールドカップを25年以上に渡って取材するライター&カメラマン。夢は日本選手が優勝するシーンをこの目で見届けること。
[email protected] ≫ReplaySkiRacing

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