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スキー コラム 2014年11月10日

さあ出陣、日本チーム! = W杯スキージャンプ シーズンプレビュー

鳥人たちの賛歌 W杯スキージャンプ by 岩瀬 孝文
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「若手選手が頑張ると刺激になり、自分も火がつく(笑)。メダルを取った後の取材や講演会などではっきりいって練習不足だが、減量と調整をうまくやっていきたい。2月の世界選手権の混合団体はメンバーに選ばれたいですね」

11月7日に行なわれた日本チーム記者会見で、笑顔ながらも気迫がこもっていた葛西。
また所属の土屋ホームの欧州合宿(11月13日から)には有望高校生ジャンパー小林陵侑(盛岡中央高:小林潤志郎の弟)を帯同、綿密な選手強化がはかられる。

女子では前年のW杯個人総合で高梨1位と伊藤3位というパワフルなジャパン。
高梨沙羅(クラレ:日体大)がジャンプ改造中にありながら、その柔らかさで国内夏場すべての試合を連勝で終わらせた。さらには葛西監督兼選手の指導を受ける伊藤有希(土屋ホーム)のW杯初優勝もいよいよ実現可能な状況になってきた。

マテリアルでは今季、気になるのがジャンプスーツのルール変更について。これはいつもながらにシーズン直前の変更となりそう。その動きを熟知している日本はいまのところやや引いた構えにある。
ドイツのマイニンガーにオーストリア、フィンランドなどにおいて、それぞれ細部に工夫がみられることになりそう。もちろん日本のミズノも負けてはいない。あの五輪でメダルを取り得た上半身におけるカッティングは実に絶妙であった。
スキーでは、青い旋風フリューゲの仕上がりの良さが噂され、また赤のSPORT2000も各国の有力選手の獲得に精力的に動いていた。

さあジャンプ開幕は11月22日、23日のクリンゲンタール(ドイツ)、そして北欧へ。それぞれの好勝負を期待しよう。

岩瀬 孝文

ノルディックスキージャンプの取材撮影は28年以上、冬季五輪は連続5回、世界選手権は連続12回の現地入り取材。スキー月刊誌編集長を経て、2007札幌世界選手権では組織委員会でメディアフォトコーディネーターを務めた。 シーズンに数度J SPORTS FIS W杯スキージャンプに解説者として登場。『冬はスキー夏は野球』という雪国のアスリートモードにあり、甲子園の高校野球や大学野球をつぶさに現場取材にあたっている。

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