田村岳斗 -華麗なる舞-

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このブログについて

【田村岳斗】
1979年5月28日生まれ。
プロスケーター&コーチとして活躍する男子フィギュアスケーターの第一人者。
高校3年時(1998年)に長野五輪出場。全日本選手権優勝2度の実績を持つ。現在は、関西を拠点に、未来のメダリスト育成に務める。

フィギュアスケート 15/16シーズン 2016年01月30日

全米選手権 結果

田村岳斗 -華麗なる舞- by 田村 岳斗
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全米選手権、欧州選手権が終わりました。
まず全米選手権は、アダム・リッポン選手が初優勝しました。
すでにベテラン選手の域に入ったリッポン選手ですが、
大きなタイトルの獲得、おめでとうございます。
彼は世界ジュニアで2連覇をしていますが、
シニアになってからはなかなか成績が出せずに
苦しい時間を過ごしていたと思います。
本当に粘ってここまでたどり着きました。
もともとトリプルアクセルが苦手なところがあったと思いますが、
時間をかけて、その精度を上げる努力を続けてきたことが、
チャンピオンになれた1つの要因だったと思います。

ジュニア時代の成績から比較すると、
成長のスピードが遅いように感じるかもしれませんが、
ゆっくりと、でも着実に成長をしていることを証明してくれました。
その点でも、価値のある優勝ですし、本人も本当にうれしいと思います。

リッポン選手は、4回転ルッツにも挑戦しているので、
いつかそれを試合でキメている姿を見れる事を楽しみにしています。

3位に入ったネイサン・チェン選手。
今シーズンのジュニアGPファイナルで勝った彼が、
シニアの大きな大会でどこまでやるかというのを注目していましたが、
シニアでも十分通用する成績を残しました。
これからアメリカの次世代の選手として、より大きな舞台で活躍していきそうです。
ただ、ケガをしてしまったと聞いています。
まだ若い選手なのでまずはケガをしっかりと治して、
次の舞台に復帰して欲しいと思っています。

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