田村岳斗 -華麗なる舞-

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このブログについて

【田村岳斗】
1979年5月28日生まれ。
プロスケーター&コーチとして活躍する男子フィギュアスケーターの第一人者。
高校3年時(1998年)に長野五輪出場。全日本選手権優勝2度の実績を持つ。現在は、関西を拠点に、未来のメダリスト育成に務める。

フィギュアスケート 13/14シーズン 2014年03月27日

世界フィギュア 男子SP

田村岳斗 -華麗なる舞- by 田村 岳斗
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世界フィギュア 男子SPは、町田選手が完璧な演技を見せてトップに立ちました。
羽生選手は3位、小塚選手は6位と、日本人選手3人とも最終組に残ってくれました。
小塚選手は、髙橋選手に代わって、急きょこの大会に出場することになったのですが、
しっかりとその役を務めています。
彼の実力からすれば、まだまだフリーで成績を伸ばす可能性を持っています。
1位の町田選手は、98点台の高い点数通り素晴らしい演技を見せてくれました。
最初の4回転+3回転のコンビネーションを含め、
ソチでは力を出し切れなかった分、この大会にかける意気込みが伝わってくる内容でした。
フリーでは、当然世界チャンピオンの座を狙っていくはずです。
狙っていった時の滑りがどうなるか? 
これだけの大会でSP1位のまま折り返すのは、
彼にとって初めてかもしれませんが、
フリーでいつも通りの町田選手らしい落ち着いた滑りできれば、
十分その可能性があります。
フリーでどんな滑りを見せるのか、とても楽しみです。
羽生選手は最初の4回転で転倒はあったものの、
その後のジャンプはしっかりと持ち直して、
90点台のスコアを出しました。今シーズン勝ち続け、
周囲はオリンピックチャンピオンとして羽生選手を見ているわけですから、
そこでのプレッシャーはあったと思います。
あるスポーツ選手の言葉で、「勝ち続けると臆病になる」というものがありますが、
決して羽生選手が臆病になったわけではないと思いますが、
3位という結果に、また挑戦者となってフリーに臨むことができるはずです。

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