田村岳斗 -華麗なる舞-

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このブログについて

【田村岳斗】
1979年5月28日生まれ。
プロスケーター&コーチとして活躍する男子フィギュアスケーターの第一人者。
高校3年時(1998年)に長野五輪出場。全日本選手権優勝2度の実績を持つ。現在は、関西を拠点に、未来のメダリスト育成に務める。

フィギュアスケート 13/14シーズン 2014年02月24日

ソチオリンピックが終わりました

田村岳斗 -華麗なる舞- by 田村 岳斗
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ソチオリンピックが終わりました。
フィギュアスケート競技は、
やはり羽生選手の金メダルに尽きます。
初出場で金メダルですから、
このまま出たオリンピックはすべて金メダルを獲るという勢いで、
今後の日本男子をリードして欲しいと思います。
今回、羽生選手は4回転を2種類入れてきましたが、
4回転トウループの安定感を考えると、
2種類を入れずに1種類2発のプログラムにして、
もう少し楽に勝つ方法もあったと思います。
ただ、4回転サルコウに挑み続け、
その上での勝利も手に入れたのは、
これからに大きく生きてくるでしょう。
練習で決まっているのに、
試合で入らないのはなぜかという感覚も、
自分の中ではわかってくるでしょうし、
サルコウが決まるようになれば、
さらに4回転の種類や回数、
コンビネーションもまた進化していくでしょう。
3月には世界選手権もありますが、
すでに2018年に向けた戦いはスタートしています。

フィギュアスケート以外で印象に残ったのは、
男子クロスカントリーで、
レース中に転倒してスキー板が壊れてしまったロシアの選手に、
カナダのコーチがスキー板を手渡したシーンです。
そのコーチのスポーツマンシップにも感動しましたが、
試合がすでに決まっていても、
何度でも立ち上がって滑ろうとする選手に、鳥肌が立つほど感動しました。
その後、そのコーチの奥さんがトリノの時に
同じような経験をしたエピソードを聞きましたが、
それも含めて、改めてスポーツっていいなと感じた瞬間でした。

1つ残念だったのは、
大会前に買ったブルーレイ・レコーダーが取り付けられず、
結局役に立たなかったことです。
これは4年後に持ち越しですね。

meet.JPG
お肉@高槻市明田町「双園」

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