田村岳斗 -華麗なる舞-

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このブログについて

【田村岳斗】
1979年5月28日生まれ。
プロスケーター&コーチとして活躍する男子フィギュアスケーターの第一人者。
高校3年時(1998年)に長野五輪出場。全日本選手権優勝2度の実績を持つ。現在は、関西を拠点に、未来のメダリスト育成に務める。

日本人スケーター 2012年11月29日

GPファイナルに向けて

田村岳斗 -華麗なる舞- by 田村 岳斗
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今年のGPファイナル男子は、日本人選手が4人出場することになりました。これは大会史上初めてのことで、フィギュアスケートを知らない方が今年のGPファイナルを見たら、「これは何の大会?」と思ってしまうかもしれません。ただ、これまでGPファイナルで優勝した日本男子はまだいません。ぜひ、今度こそ日本人選手の優勝を期待したいですね。

今回のGPファイナルに出場するのは4人の選手ですが、ソチ五輪には最大3人しか行けません。GPファイナル以上に国内大会の方が厳しい戦いです。今の日本には、GPファイナルに出場する4人の他にも、実力のある3人の選手がいます。

織田信成選手は、今シーズンはケガから復帰のシーズンでしたが、スケートカナダでは表彰台に乗っています。しかも、戦った相手は、今回のGPファイナルに出場するパトリック・チャン選手とフェルナンデス選手です。十分に評価できる結果だと思います。また、無良選手は、初戦のスケートカナダでは崩れたものの、2戦目ではエリック杯では初優勝を決めました。世界を舞台にこれだけ力のある選手たちが競い合っているわけですから、本当に日本男子の選手層は厚くなりました。

一方、女子は浅田真央選手、鈴木明子選手がGPファイナルに進みました。浅田選手は、今シーズンのGPシリーズで2回の優勝という結果を残したことは、とてもよかったと思います。フィギュアスケートだけではありませんが、スポーツで世界一を争うということは、内容が良かった、あるいは自分の滑り(戦い)ができたというだけでは済まされない面があり、常に結果が求められます。特に浅田選手は、一時期自信を失いかけていたことがあったかもしれませんが、ここまでやってきた努力の成果が今回の好結果となって、また次の自信になっていくでしょう。

前回に続いて、写真は部屋の靴シリーズです。
今回は小学校の時に買ってもらったヤツ以来の長靴。
rainshoes.jpg
これで大雨も安心。

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