田村岳斗 -華麗なる舞-

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このブログについて

【田村岳斗】
1979年5月28日生まれ。
プロスケーター&コーチとして活躍する男子フィギュアスケーターの第一人者。
高校3年時(1998年)に長野五輪出場。全日本選手権優勝2度の実績を持つ。現在は、関西を拠点に、未来のメダリスト育成に務める。

フィギュアスケート 10/11シーズン 2011年05月02日

今シーズンを振り返って

田村岳斗 -華麗なる舞- by 田村 岳斗
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ISUのルール変更で難易度の高いジャンプに挑む選手が増え、今シーズンは、3年ぶりに4回転を跳ぶ世界チャンピオンがでました。チャン選手は、フリーで2回跳んでいます。他の選手も今後SPでも決めていかないと、いいポジションにはいけなくなっています。得点上ではエレメンツとコンポーネンツとは関係がないと言われていますが、出来映えや印象なども含め、4回転を決めた選手の方が、結果として高くなっています。ソチ五輪を見据えて、確実に男子は新時代に突入しました。

男子に比べると、女子はまだ新時代到来という感じではありませんでしたが、ロシアのジュニアが来年以降間違いなく来ます。また、3回転+3回転のコンビネーションが、勝つためには必要になるでしょう。今後、6種類のジャンプをバランスよく入れるようなルール改正があるかもしれないと言う事もウワサで耳にしています。その点では浅田真央選手は、そこにも対応できるように考えているのかもしれません。

また、コンビネーションジャンプは2種類2回までの制限が変わるようなことがあれば、男子の300点越えも可能ではないでしょうか。個人的には、4回転2種類4回、トリプルアクセル2回を入れて、300点越えの滑りというのも、見たい気がします。

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