高橋選手、四大陸選手権優勝おめでとうございます。四大陸選手権で調子を上げて、世界選手権に臨むというのは、高橋選手にとって予定通りだったと思います。まだ力を出し切っていない中で優勝という結果が出たことは、彼自身納得のいくものでしょう。高橋選手は、こういう言い方が正しいかどうかはわかりませんが、どちらかといえばアスリートというよりはアーティストのタイプです。今シーズン前半はなかなか気持ちの面で乗り切れないところもあったようですが、彼自身も世界選手権２連覇を口にしています。この優勝で世界選手権では、ライバルである、今シーズン調子のいいパトリック・チャン選手にもプレッシャーを与えることができたと思います。